「指でボイスパーカッション」っておかしな話ですが事実です。
僕のボイスパーカッションの音をサンプリングし、その音をMacのキーボードに割り振って、指ドラムならぬ指ボイスパーカッションをするアプリケーションを友達に作ってもらいました!実はつくってもらったのは1月頃だったのですが以来暇な時にいじいじして遊んでいたのです。
そんなアプリを使って遊んでいるうちに1つの事に気がついたので記事をかいております。
どうも!
指ボイスパーカッション
ボイスパーカッション
録音環境も違いますし適当に2小節打っただけなので分かりにくいかも知れませんが、これまた演奏してみると違いが歴然なのです。
まずはボイスパーカッションの方から。
リズムをとるさいにバスやスネアで勢いづいてその余力でハイハットを打たれる方って多いのではないでしょうか?僕はこういうビートを打つ際は通常、文字起こしするならば「うったんうったん」ってな感じで打っております。実際のドラムを演奏する際も、オープンハンドでもクロスでもバチの跳ね返りを利用し16分音符の部分を演奏しております。つまり力は均等ではないのです。更に音によってはその直前の音をだした余力で出している音もあるのです。
一方で打ち込み。
これはボタンを下に押す動作しかありません。押す強さで多少の強弱はつけられるのかも知れませんがそれでもpushの選択肢しかないのです。ましては「バチの跳ね返り」や歯ごたえならぬ「指応え・手応え」もありません。つまり常にダウンの正拍でリズムをとっていることになるのです。「グルーブの無い音楽」とはよく言ったものだなと思いました。
ついでにこれはリズム感の無いボイスパーカッションの演奏に非常に近似しているなとも思いました。
僕も以前はそうだったのですが、1つ1つの音を出そうとするあまり全ての音が正拍になってしまうのです。つまりキーボードドラムと同じ、常に1つ1つの音をだしている感覚で演奏していたのです。今は強拍の音以外は出していません。音を出した反動で音を出している感覚に近いです。ちょうどドラムのダブルストロークなんかに似た感覚です。
例えば「どっつつ」の「つつ」って部分、16分の部分、この「つつ」は1個目と2個目では強さも役割も違うんですよね。そこがしっかりと演奏出来るか出来ないかが人がボイスパーカッションをやる意味なのだなと思いました。「リズム感」って部分になってくるのかな、と。
音は正確、そして綺麗。
テンポも一定。まるでメトロノームの様なテクノパーカス。
でもどこか無機質ですよね。
ここに人がキーボードで作られた打ち込みでは無く、ボイスパーカッションないしは生のドラムで演奏する答えがあったように思えました。
今回はたまたまDTM的な部分でしたが色んな音楽に触れるとその度その度に気付く事があって楽しいです。
また自分の幅を広げると言った意味でも色んな音楽や色んな演奏法を幅広く試し、面白いと思った事があったら記事にしてみたいと思います!
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