【アカペラ】音楽なんて規則なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!


編曲の話をしよう
演奏出来るか否かは別として編曲は誰にでも出来るようになります。
表題の通り「音楽なんて規則なんだ!」です。

言葉と同じですね。
音楽にも文法があってそれを覚える事で
誰だって楽譜ぐらい作れるようになります。

逆に言うとそれをやらないと
単語を羅列して英語を喋ってどうにかコミュニケーションをとる
日本人観光客の英語のような楽譜になってしまいます。

今日はバンド運営と絡めつつ
「音楽なんて規則なんだ!」について書こうと思います。

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和音とかマジルール
音楽なんて規則です。
日本語と同じで規則です。

7thを入れる時に真っ先に抜くのは5度で
そんな5度が連続するとタブーになって
9th以上の音を入れる時は7thの音が必須で・・・。

一見複雑な和音も全てルールに乗っています。


日本語と同じ
「別にルールに乗る必要なくね?」
「黒人グルーヴにルールとかなくね?」

絶対こういう異論反論は出て来ます。

そこで僕が毎回話しているのは
「じゃあお前は日本語を話す時に文法について考えるのか?」
と、言うお話です。

日本人として生まれて
日々の生活の中で日本語に晒され続けている我々は
今更日本語のルールなんて勉強しなくても
身体が覚えていますよね。

それと同様に音楽に晒され続けて来た
サラブレッド達は直感で正しい音や
気持ちの良い音の動きを考えるまでもなく知っている
のです。


音が変な楽譜でも良いのでは?
「私はあなたに先生。」

日本人ならこの日本語が
どっかおかしい事は確実に分かるかと思います。

音楽のフレームワーク(和声等)に乗っていないアレンジ
このぎこちない日本語のような響きを持っています。

そしてルールを知っている人からすれば
「言いたい事は分かるがそこは”の”じゃないの?」
と言う風にしか捉えられないのであります。


規則を無視するから喧嘩になる
バンドで良くあるのが「喧嘩」です。
特にアレンジャーのイメージと奏者のイメージが異なって
アレンジャーと奏者で火花を散らす事は良くあるかと思います。

僕はこのとき
アレンジャーがしっかりと論理的に
楽譜を作っていればどんな音に対して突っ込まれても
それ相応の編曲意図を返せる
ので

平和的かつ建設的な議論が出来ると思うのです。
読者さんの中にもたまに相談してくださる方が居ます。

「パーカスが僕の編曲意図と違う打ち方を・・・」
「ここのリードの音の動きが原曲と・・・」

アレンジャーはそうならないためにもしっかりと
音楽のフレームワークを学んで何故そこがその音なのか
しっかりと説明できるような楽譜造りをすると良い
と思います。

文章を書く仕事をしている人が外国人に
「なんで私はあなた”の”先生なの?」
「なんで私はあなたに”に”先生じゃないの?」

と、聴かれて答えられるようになるのと同じです。


まとめ
僕は常々思うのです。

アレンジを嗜むにあたって
受験で英語を勉強したぐらい一生懸命音楽について学べば
誰だってオシャレ和音を使いこなしたり
しっかりと音楽の法則に従った美しい楽譜が作れる
のではないかなと。

終止誰かと誰かが音被りをしてたり
5声のバンドの楽譜に無理矢理オクターブで1声加えたり
そういうことをしなくて済むようになるのではないかなと。

そういう意味で僕は
「音楽なんて規則なんだ!こんなものやれば誰だってできるようになる!」
と、思います。


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