【アカペラ】C Majorのキーで11thはタブーだと言うが…


そういう事だったのか!

僕はですね!

このツイートを見た瞬間目から鱗でしたよ!

このINSPiの圭介さんのツイートの答えは簡単で
ファの音を入れてしまうと

C Majorのキーの曲の中でC
に対して使っては行けないオシャレ和音の
11thの響きになってしまうから
です。

でもこれって逆だと思うのです。


ファを入れてはダメだから
C Majorの曲でCに対して11thが禁止だから
ファの音を弾くと響きが汚くなってしまうのではなく

ファの音を弾くと響きが汚くなってしまうから
11thがタブーとされていると考えるのが
正しい順序
なのではないかと思います。

しかし何故11th
ひいてはドレミファソラシがタブーなのでしょうか?


考えてみた〜他の和音ではどうなの?〜
C Majorのキーで和音を打ち込んでみて考えてみました。

スクリーンショット 2014-08-16 23.15.54

C Majorのキーで使って良いオシャレ和音が上記の通り。

この中で止むを得ずファの音が出て来てしまう
Dのコード(レファラ)とFのコード(ファラド)は
ぶっち
して考えます。

※それぞれ3度とルートなのではしょれない!
※逆にだからどんなオシャレ和音でも使って良いのかも知れません!

このとき確かに
C,E,Aに関しては見事にファの音が
入らないようになっています。

スクリーンショット 2016-05-26 0.42.40

Gのコードの時は
テンションを使う上で必須になる7thの音が
ファに該当するのでせめてドだけは
絶対に入らない
ようになっています。

Bのコードは通常であれば
Bdim以外の登場の仕方はあまりしないので
一旦無視して考えてみます。

確かにこれはあからさまにファの存在を避けています


Gのコードからヒントを探りたい
ここで唯一Fが入る変わりに
ドの音を避けているGの和音に注目
してみました。

まずCとGの関係について考えます。
CとGは5度の関係にあります。
つまり3倍音の関係にあります。

平行5度の禁則等で縛られる音、
そして循環和音の絵を書いた時に隣に来る音です。

次にCとFの関係について考えます。
CとFは5度の関係にあります。
つまり3倍音の関係にあります。

平行5度の禁則で縛られる音、
そして循環和音の絵を書いた時に隣に来る音です。

むむむ!

「#系ならソ」で「♭系ならファ」
両者ともドとは5度の関係。

これで決まりな気がします!


トニック、ドミナント、サブドミナント
しっかりと教材等読んで確認をとったわけではないので
本当に僕の仮説があっているのかは分かりませんが

ソもファもドに対して5度の音です。
つまり3倍音にあたる音です。

なのでドに非常に近しい完全5度に当たる音を
キーとなる音に対して同時に2つ鳴らしてしまうことで
倍音が喧嘩してしまい濁っている
のではないかなと。

だから曲のキーとなる
一番大切な和音ではその濁る音の使用が
禁止されている
のではないかなと思います。

そう考えると
ファが絶対に入らないC,E,Aがトニック(1番安心する音)
ファとドが共存しないG,Bがドミナント(トニックに進もうとする音)
ファとドが共存するD,Fはサブドミナント(トニックにもドミナントにも進める音)

の説明もつきます!


まとめ〜なんだそういうことか!〜
つまりファとドが共存出来るから
サブドミナントはあんなに不安定な響きになる
のです。

サブドミナントに比べれば
ファが居てもドが入らないドミナントはまだ安心できる音なので
サブドミナントはドミナントにもトニックにも進めると。

そしてドミナントから進めるトニックは
完全にファが入って来ないので1番安心できる響き
なのだと。

こうやって分解して考えてみたら思いの外、
CEAにFを入れていはいけない理由も
GBでCを入れてはいけない理由も
単純明快なものだった気がします。


「トニックやドミナントがわからない!」って方は
是非こちらのサイトを読んでみてください!
友人のサイトなのですがかなりよくまとまっています!
参考:http://www.cha1ra.com/music/love_tonic


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