僕が1つ大切にしていることがあります。
それが今回の記事のテーマでもある“こだわること”です。
例えば楽譜ならば
記譜を市販譜よりも丁寧に行ったり
コーラス全員の段にスキャットを振ったり
コードも記載してみたり
そういう細部への配慮を“こだわり”と僕は呼んでいます。
しかしこう言った“こだわり”は往々にして
自己満足で終わってしまいます。
そうなんです。
アナタがマニアだからこその”こだわり”でもあるのです。
だからその“こだわり”をしっかりと
受け手に伝えなければせっかくの拘りもただの
自己満足で終わってしまうのです。
uhとoo等の一般的に分かりづらいスキャットの差別化や
6thと7thやsus2とsus4などの細かい和音の使い分けは
なかなか受け手にその”こだわり”が伝わらなかったりします。
ベースやパーカス等の職人芸も同じです。
バンドにベースやパーカスは1人しか居ません。
なのでなかなかベースやパーカスに精通している人も少なく
ベースやパーカスが拘れば拘るほど
バンドから解離してしまうことも少なく無いはずです。
だからこそ僕は“こだわる時”は
プレゼンまでが”こだわり”だと思っております。
つまり自分がどういう意図をもって
どこをどういう風に”こだわっている”のか伝え
それによってどういう良い事があるのか
より相手にとって具体性のある言葉で明示する必要があるのです。
例えば同じ解決を遅らせるsus系の音。
Csus2の場合は
「ドレソ」⇒「ドミソ」
Csus4の場合は
「ドファソ」⇒「ドミソ」
なので敢えてsus2を登用することで
解決する際に和音の構成音が
高くなる(レからミに上がる)ので
比較的盛り上がりが出しやすくなり
声量押しが栄えるようになります!
などなど。
出来るだけその”こだわり”によって
何がどう良くなるのか明言しましょう!
出来るだけその”こだわり”が
どう凄いのか明示してあげましょう!
僕は“こだわること”が大切だと思っております。
ただし何度も言っているように
“こだわり”って言い換えると自己満足です。
だからこそなかなかそのこだわりが
相手に受け入れられなかったり
上手く伝わらない時もあります。
そんな時こそ
じゃあ自分の伝え方の何が良く無いのか
はたまたどこがこだわり切れていないのか顧みて
是非よりディープな”こだわり”を持ってみてください。
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