【アカペラ】タンギングが全てじゃない!3連符から学ぶボイスパーカッションの創意工夫!


まさかの200PV!!
昨日物凄くマニアックな記事を書いたのです。
「タンギング」について。

そしたらまさか!
沢山の方に読んでいただけたようで私驚いております。
そして読んでくださった皆さんありがとうございました。

ただ私自身マニアックだと思った記事だったので
まさかと思って何人かの同期や後輩に「ボイスパーカッションの連打での舌使いって難しいもの?」と聴いたところ
やはり舌の使い方や連打のコツなどが上手く掴めないとの声が多数聴こえて来まして。

なので今日は昨日のタンギングに加え
ボイスパーカッションを練習して行く上での
連打のコツのようなものをお伝え出来たらなと思います。

参考:【アカペラ】ボイスパーカショニストが毎日やった方が良い練習



今日はこれをやります
【6連系】

【3連系】

簡単にヒアリングした感じですと
このトリプレットのタンギングに苦しんでいる方が多いようだったので
今日はこの3連の打ち方を追求して行く際のコツを書いてみたいと思います。

これみて「高速3連符打てるようになった!」って方いらっしゃいましたら
お近くのアカペラーにシェアしていただけると鼻血垂らして喜びます。笑


STEP.1 とぅくとぅ
【とぅくとぅ】

昨日も紹介しましたトリプルタンギング先輩です。
さあ!さっそく言ってみてください!
ここでのポイントは如何に人間の口が「とぅくとぅ」と言うことに適していないか気付くことです。

そうなんです!

これかなり言い難いんです。
だからここから3連系の練習を始めてしまうと挫折します。←

“とぅくとぅ is 言い難い”
に気付くことががSTEP1です。


STEP.2 ポテト先輩
皆さん突然ですが“potato”って言えますか?
「ポテトチップス」って言えますか?

言えますよね?

この「ポテト」って3連じゃないですか!
さあ!それに気付いたら勝ちです。

【ポテト先輩】


STEP.3 萌声ポテト先輩
【萌声ポテト】

可愛い声でも言えるぐらいポテトって言い易いです。
創意工夫次第で3連系も言い易いってことに気付くのがSTEP3です。


STEP.4 声息唇
さあ少しマジっぽいお話をしましょうか!

「とぅくとぅ」が言いづらくて
「ポテト」が言い易いのってなんでだと思います?

答えは2つあって、

  • ポテトが唇と舌を交互に使って発音する言葉だから
  • とぅくとぅは全てのu母音で舌を前に出すのに対し、ポテトはテの部分で舌を後ろに引いて発音するからトで再び舌を前に出しやすい(ダブルタンギングが発音しやすいの法則)

つまりこれを満たしていれば
どんなスキャットでも3連系を言い易い
わけであります。

そこでこのスキャットを試してみてください。

【あつかどぅぶどぅ】

・・・喉で唸るだけ
・・・ハイハットと同じ
・・・おっさんの咳払いのごとく舌根で喉を「カ」とならすだけ
どぅ・・・「どぅ」って言ってください
・・・無声のバスです
どぅ・・・「どぅ」って言ってください

ポイントとしては
「どぅぶどぅ」が元々言い易いことと
「どぅぶどぅどぅぶどぅ」と違い「どぅ」の直後に「どぅ」が来ることが無いので発音しやすいってことです。

それぞれ喉や息や声や唇を駆使して
違った部位で音をならしているのでよりスムーズに口がまわります。


まとめ
後は基礎練あるのみです!
やはり一番聴こえが綺麗なのは一番上のサンプル音源だと思います。

綺麗に打つためには日々の反復練習が欠かせません。

ただし難しい高速3連系のフィルでも
ちょっと工夫するだけで打てることは打てます。

無声パーカスは唇しか使っては行けないなんて決まりはありません。
正解の音の出し方もありません。
まずは自分なりに考えて工夫してみることも大切かと僕は思います。

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