ハイハットは曲のジャンルが顕著に出る音です!
つまりジャンルが変われば当然ハイハットの発音も変わるべきだと僕は思っています。
そもそもハイハットには「カップ」「エッジ」「ボウ」と呼ばれる部分があって、それぞれ叩く位置ごとに違う音がなるのですが、、、。
ここら辺はまた今度記事を書くので、今度書かれる記事まで気になって夜も眠れない人はGoogle先生に聴いて見てください。
今日は
ロックドラムに最適な音
を例にハイハットの音の選び方を紹介します。
▼thth
▼thch
▼shk
なんの変哲も無い、16分のハイハット2個ですね!
さて、
曲のジャンルがロックだったらどの音を選択しますか?
ちなみに正解はあります。
絶対に選んではいけないものが2つ混じっているからです。
まず圧倒的にアウトなのは「shk」ですね!
これだと縦のノリが出ません。
ロックならではの縦のビートを刻んだ疾走感も出ません(曲に流れは出るかもしれませんが)。
こういった間を埋める音は、マラカスなどの楽器が盛んに使われるラテン系の音楽に合いますが、ロックには不敵です。
生のロックドラムの演奏を聴き漁って、「shk」に近いハイハットを刻んでいる奏者がいたら教えてください。
少なくとも僕がリスペクトしている奏者ではいないです。
これはある種の宗教論争に発展しますが、ロックバンドで丁寧なハイハットは嫌われる傾向にあります。
ギターのハーモニクスなどの荒々しい音と相性が悪いからです。
雄叫びをあげるような弦の音を引き立てずに、殺してしまうのです。
FunkとかDTM系の音楽ではththようなハイハットが多い印象を受けますが、ロックではここまで丁寧に刻まれたハイハットはあまり耳にしません。
わかりやすいのがQueenですね!もはや「ガシャん」という音に近い音でハイハットを演奏します。
ひとえにハイハットと言ってもいろんな音がなります!
音を選択する際には、曲のジャンルまで加味できると良いと思います!
そして、曲のジャンルごとに特性を掴むためにも、各ジャンルに最低1人、一晩中そいつについて語れるほど大好きな自分のイチオシのドラマーを見つけることができると良いのでは無いでしょうか?
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