ほう・・・報告
れん・・・連絡
そう・・・相談
巷の就活生の間で人気のこの言葉。
社会に出て会社に入るとまっさきに“研修”って言う名前のディズニーランドよりも楽しいイベントで叩き込まれるルールです。多くの人が無意識のうちにやっているこの“ホウレンソウ”は実はバンド運営においてもとても大切なことなのです。
なので今日はこの“ホウレンソウ”について記事を書きたいと思います。
最近自己啓発の記事を書いてないので、
少し自己啓発に関連させてみたいと思います。
米国の経営学者ロバートカッツの言葉に“ヒューマンスキル”と言うものがあります。
この“ヒューマンスキル”はマネジメントに求められる3大スキルのうちの1つで、日本語に直訳すると“対人関係構築技術”なんて感じで表現できます。
この”対人関係構築”において一番大事なことって何だと思いますか?
僕は“相手を不快にさせないこと”だと思います。
ヒューマンスキルと言うと会話に置けるコミュニケーション能力ばかり意識されがちですが、それ以前に“相手に不快感を与えない”と言う大前提があると思うのです。その上でのコミュニケーションかなと!
前置きが長くなりましたが、
今日はバンド練に置けるコミュニケーションを円滑にするために相手を不快にさせない「ホウレンソウ」と言うテーマの記事を書こうと思います。
何かあったときは直に報告しましょう!
報告は“自分の今”を“周知する”ために必要不可欠なプロセスです!
止むを得ず練習に遅刻してしまっている時、現在取り組んでいる新曲の音とりが上手く行かない時。
そう言う時に”報告”は必要不可欠です。
新曲のLovin’ Youですが1箇所を除き概ね音とりが終わりました。
転調のところだけどうしても上手く行かないので現在そこを重点的に練習しています。
例えば事前にこんな連絡があればそれに応じたフォローも出来ますし、
練習の時に「お前音とって来たのかよ!!!」なんて理不尽に怒ってしまいお互い不快な思いをしてしまうことも無くなりますよね!
更にもしもメンバー全員から「転調が上手く行かない」との報告があれば、事前に次の練習では転調部分を重点的にやると決める事が出来ます。
新曲のLovin’ Youですが1箇所を除き概ね音とりが終わりました。
転調のところだけどうしても上手く行かないので現在そこを重点的に練習しています。
あれ?
Lovin’ Youは今週は転調前までだよ?それよりも同時並行でやることになってるDanny Boyはもう完璧なの?
こんな風に、
バンドメンバーが勘違いしてしまって居るときも報告があれば直に軌道修正できます。
稀にバンドで発生する”何故か同じパートが2人いる現象”も激減するのではないでしょうか?
その時々で何かあったら直に周知しましょう!
A:おーいみんなどこ?
B:あれ?言ってなかったっけ?ごめん!おれ今日行けないや!
C:私もだ!就活入ってて!ごめんね(>_<)
D:え・・・まじか・・・。
E:(音信不通)
A:じゃあもしかして今日3人?
B:もうしわけない・・・。
C:ごめんなさい(>_<)
Aあれ・・・ところでEは・・・?
バンド練のつきものとも言えるこの悲劇。
“連絡”さえしていれば激減できます。
人間それぞれ予定があるのでバンド練の日に行けなくなってしまう事もあるかと思います。腕立て伏せ500回ぐらいして筋肉痛地獄の中で亡き主に詫びて欲しいものですが、仕方ない事もあります。
なのでそう言うときはせめて”連絡”はすぐにするようにしましょう!
あまりに皆が揃わないのならば“自宅での音とり日”にすることだって可能ですし練習日程を見直す事だって可能です。早期に練習日程を再調整出来れば練習が1回分少なくなってしまうことだって回避できるはずです!
練習や集合に遅れてしまうときも同じです。
ライブの朝寝坊してしまうこともあるかと思います。
そう言うときは速やかに「今どこ」「後どれぐらい」を伝えるようにしましょう。そうすることで「後何分後にどこどこにつくのだからどこで合流」と素早く代替案を考える事ができます。
A:ごめん!今下北沢なので後10分以内には渋谷に着くかと思う!
B:了解!そしたら直接ライブハウス来て!うちらもそろそろカラオケ出るね!
A:本当にごめんね!了解!ライブハウス向かいます!
こんな具合にね!
これに関しては僕の後輩に“相談のプロ”が居ます。
なるとし君(仮名)と言う後輩なのですが彼は常に“自分だけでは判断しかねる状況に置かれた時”に“判断を仰ぐ相談”をしてくれます。
相談もただ相談をするだけではダメです。
実は報告との合わせ技が大切になります。
先輩!お疲れ様でッす!
今日も元気いっぱいのなるとしですッ!先日頂いた楽譜のBメロのスキャットが分からなかったので連絡しましたッ!
“Do”と書いてあったのですが”どぅ”と歌うべきなのか”ど”と歌うべきなのか判断しかねたのでご相談させていただきましたッ!”oo”が”うー”だとお聴きしていたので、どうように口のなかで”どぅ”を響かせるのかなと思うのですがそれであっていますか?
お忙しいところまじでもうしわけねッす!
お返事おまちしておりますッ!
「出来ない所」や「わからないところ」を予め相談してくれることで、事前に対策が出来るのでバンド練の時間を割いて問題の対応に追われる事が無くなります。例えば音とりのヘルプでしたら、事前に2人でコソ練をしてバンド練に臨む事でより円滑にバンドの練習を進めることだって出来るわけです。
その際に、
自分がどういうプロセスを踏んで、どんな障壁にあたり、どんなことを試した結果、相談に至ったのか順を追って相談すると相談を受けた側も対策を考えやすいのでオススメです!
ちなみになるとし君(仮名)の相談の上手さについては以前も記事を書いているので是非読んでください!
参考:【サークル】尊敬出来る後輩・目標にしている後輩っていますか?【自己啓発】
ほう・・・報告
れん・・・連絡
そう・・・相談
はバンド練を円滑に進める魔法です!
魔法のくせにこの魔法を忘れてしまうと不思議とバンドって上手く行かないものです。
この「ホウレンソウ」は別に難しいことではないので、
是非日頃から気をつけるようにしてみてください!
驚くほどバンドが円滑に動くようになりますよ♪
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