突然ですが皆さん生のドラムを見た事がありますか?
実はドラムってシンバル何個もついているんですよね!最低限クラッシュシンバルとライドシンバルとハイハットはあるんじゃないかなと思います。今日はその中でもクラッシュシンバルに照準を合わせてお話できたらなと思います。
よくボイスパーカッションでは「ぶしゅー」とか「ぐしー」なんて言われている奴ですね!
大学2年生の春と大学3年生の秋、二度にわたり声帯に結節が出来てしまい有声パーカスから身を引いてしまいましたがもともと有声パーカショニストだった僕はRAG FAIRのおっくんをリスペクトしまくっています。今日はこの1曲を聴いてください。
YouTubeから拾って来たのですが1メロに入るところでおっくんいきなりシンバルを3種類も打ちわけてきました。左右のシンバルを交互に打っているのがわかります。
※恐らくイントロのこのスネアは無声かと思います。
※他にも面白いポイントが沢山の曲だったので後日パーカス視点から「ここがヤバい!」って言う記事を書けたらなと思います。
このシンバルの使い分けが今日の記事のミソなのです!
こちら僕のバンドの僕の演奏です。
お恥ずかしながらこの動画では僕はシンバルの使い分けが上手く行っていません。なのでサビの盛り上がりが今ひとつでないだけでなく、どことなく冗長に聴こえてしまいます。
こちらはサビでクラッシュシンバルを使い分けた演奏です。
同じメンバー・同じ曲ですがシンバルを使い分ける事でメリハリと華やかさと多様性が出ました!
YouTubeに動画が無かったのでこちらでは紹介出来ませんでしたが、有名アカペラ奏者だとVox OneのPaul Stillerが抜群にシンバルの使い分けが上手いです。Lovin Youなんかかなりシンバルを打ちわけています。時間に余裕の無い方は是非転調して男声リードになるところだけでも聴いてみてください!
ボイスパーカッションは「上手ければ目立たないけど下手だと目立つ」なんて言われる事が多いです。僕も1年生の時に耳にタコが出来るほど先輩にそう言われてきました。ぶっちゃけパーカスがクラッシュを打ちわけたところで分かる人にしか伝わりません。それでも打ち分けなかった時と打ちわけた時を聴き比べると俄然打ちわけた時の方が曲にメリハリがついて聴こえます。
是非!ドラムもシンバルは1つだけではありません!
ロックやV系になると代替何個もシンバルがくっついています。それらの音色を探求して打ちわけてみてください!
僕がサークルで何度も喉を破壊したせいで「有声=喉壊す」と言うイメージを若干なりとも定着させてしまったことに申し訳なさを感じたのでこの場をお借りして弁解させていただきたいと思います。
1つお断りしておくとプロの歌手でも滅多な事が無い限り喉を壊しません。
有声パーカッションが喉を壊しやすい理由として「特定の音域の音で声を張り続ける」と言う点がありますが、それでも並の事がないかぎり喉をやることなんてありません。
参考までに僕はこの声量で春休み毎日1日10時間以上歌っていたら喉にポリープが出来ました。なので普通に有声パーカッションをやっている分にはまず喉は壊しません!是非是非有声パーカッションに挑戦してみてください!!!
無声パーカッションに比べてピッチや音程の調整も利きやすく、またロールもよりドラムに近いサウンドで演奏できるので出来て損は無いですよ!
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