「スウィングのカウントが上手く出来ません!」
「スウィングのリズムが上手くとれません!」
日々息を吸いながら心臓を動かしているとスウィングのリズムに苦戦している人を良く見ます。
事実スウィングのリズムをとるのって難しいです。
上辺だけをなぞってもあのスウィング特有のタメとハネってなかなか出ません。
僕が今まで見て来た中で
スウィングが上手くとれないって方にかぎって
身体でリズムをとるのが苦手な傾向にあります。
と、言うのも大体の人が「正拍が強すぎる日本人的なリズムのとりかた」をしてしまっているのです。
そこで僕がオススメの
手っ取り早くそれを矯正して2・4の裏拍をとる練習方法を紹介したいと思います。
右足だけでリズムをとっているとどうしても「4拍均等に感じてしまう人が多い」傾向にあります。
特にスウィングでは2と4が命です!
1も命です!3は割とどうでもいいです!
なので当然4つの足音の大きさが変わるはずなのですが、
スウィングが苦手な方にはそれが出来ていない人が多いように思われます。
そこで立っているならばつま先
座っていたらカカトを使ってこのように足を踏みながら
歌ってみてください。
間違っても足を交互に踏まないでください。
それでは意味が無いです。
ここでミソとなるのは左足の動きです。
2と4で両足を同時に踏むため2と4に強く意識がいくだけでなく
2と4が”強くなる”ようになります。
強制的に2と4を強くしちゃおうぜってな感じの施策なわけです。
スウィングのカウントって言うとよく
「ワン&ツー&スリー&フォー&」の「&」を強く感じろなんて言われますよね!
でも僕はスウィングに慣れないうちからそれをやってしまうのには反対です。
何故ならばスウィングって流れが大事になるからです。
シャッフルが跳ねるように演奏されるのに対し、
スウィングってちょっとダルそうに音が繋がるように演奏されます。
だからシンバルがレガートされるんです。
ここでスウィングに慣れないうちから「&」を強くとりすぎることで、
本来流れなければいけないはずがカクカクしてしまうリスクが生じます。
ならば敢えて意図せずとも
身体が感じられるように身体でそのリズムをとっちゃおうぜってのが
この足踏みなわけであります。
こんな書き方をすると正拍で4つ足を踏むのがさも悪いことかのように誤解を招きますがその4分での足踏みは物凄く大事なものです。
ドラムのルールとして「ベースが4分でウォーキングをしていない時は変わりにドラムが4分でバスを踏むべし」ってなお約束事があるぐらいスウィングに置ける4分の低音は大切です。
その上でもう1つドラムにはお約束事があるのです。
それが皆さんが上で実践してくださった「2と4でハイハットを踏むこと」なのです。
つまり「スウィングのカウントを練習する裏技」と題して「ジャズドラムの基礎練習」を紹介しただけなのです。
是非上手く裏が意識できないというかたはなんでも良いので好きな曲を流しつつ足踏みをしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに僕はアップテンポスウィングが大好きなのでいつも基礎練をしているとファミコンに出て来る敵キャラみたいな動きをしていると揶揄されます。笑
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