【アカペラバンド練習】先輩は個人練習とバンド練習の比率は何対何ぐらいですか?


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今日の質問

先輩は個人練習とバンド練習の比率はどれぐらいでやっていますか?

今日お答えしたいと思うのはこちらの質問です。
「個人練習とバンド練習の比率は何対何ぐらいでやっているか?」と言う質問ですね!

練習なんて人それぞれ。
出来るようになるまでやるものだと僕は思うのですが、それでも完璧を追求したらキリが無いのもわかります。なので僕が実際にどれぐらい個人練習に時間を割いているか書いてみたいと思います。

なんで口頭で頂いた質問を敢えて記事にしているかと言うとより多くの方の意見を聴いてみたいからです!皆さんはアカペラの個人練習とバンド練習の比率、何対何ぐらいですか?



僕は最低でも1:1
僕は最低でも1:1です。
バンドの練習が週に90分あったら週に90分は個人練習をしています。これでも少ない方です圧倒的に。

基本的には2:1ぐらいの割合で個人練習が多いです。週に90分のバンド練習があったら180分は個人練習をしていると思います。

それはボイスパーカッションの特性上個人練習が非常に大切になるからかも知れません。往々にしてボイスパーカッションには楽譜がありません。楽譜がないボイスパーカッションだからこそ個人練習の時間は馬鹿にならないのです。僕は個人練習でやったことをバンド練習で擦り合せています。なので最低限バンド練習までに自分のパートの構想を練り、midiに合わせて演奏したものを録音し違和感が無いか確認し、自分が作ったドラムラインをブラッシュアップするのにバンド練習の3倍の時間はかかります。

それに練習の復習まで入ってくるのですからたまったものではありません!

実際のコーラスはmidiとはわけが違うのですからmidiと擦り合せても当然エラーは起こります。そうしたら次までにまたそのエラーを改善するために構想を練るのです。ボイスパーカッションは他のどんなパートよりもトライ&エラーが多いパートだと思います。


僕は最大で9:1で個人練習の割合が多い

ましてや自分がバンドマスターを務めていたり後輩とバンドを組んだりしている時は9:1で個人練習の時間が多いです。曲を多重録音して完成図を自分の頭の中に作り、皆の音をとって誰かが居ない時は必要であれば2軍選手として穴を埋められるように準備をするようにしています。そのため週に90分のバンド練習があったら、僕の音とり能力では900分は個人練習をしなければ準備が追いつかないのが現状です。だから僕は後輩とうかつにバンドを組みたく無いのです。


やっぱり最低でも4:1の割合で個人練習が多い
先ほど「復習」と言う話をしました。
それを考えると「最低でも1:1」と言うのは嘘なのかも知れません。

「予習」に2かけると考えると「復習」にも2かかっております。

では何をそんなに復習しているのか?
アカペラの練習ではコーラス練(コーラスのみでの練習タイム)がとられることがしばしばあります。僕はそれを聴いてそれぞれが苦手なところを自分も練習していくようにしています。

特にことリズムに関しては自分に責任があると考えるようにしています。
僕の友人にあいらと言うベーシストがいます。彼は「理論上僕が正しい音を(正確に根音を)出せていればバンドメンバーが音を間違えるはずはない。」と常に言っています。「バンドメンバーが音を間違えてしまうのは自分がしっかりと根音をならせていないからだ」と。

余談ですが彼は音楽教室の息子であり3歳からピアノをはじめております。もちろん絶対音感も持っていますしアウトプットもピカイチです。それでも驕らずに、何事も他人の責任にせずにしっかりと自分が出来る対策を固めています。

そんな彼の姿を見て僕も自分の練習だけではなく、バンドのための練習をするようにし始めました。

「メンバーのピッチが甘くなるのは自分のドラムのピッチが悪いから。メンバーのリズムが安定しないのは自分が安定したビートを刻んでいないから。」なのです。


まとめ
先日、人生初1曲フルでのコーラスに挑戦しました。
その際にどうしてもつられてしまって上手く行かない下ハモがあり必死に試行錯誤していると、お世話になっている先輩から「お前がそんなに努力しているのは初めて見るかも知れない。」と言われました。

通常ボイスパーカッションはバンドに1人ですがコーラスは複数人います。
つまりです。コーラスの練習はボイスパーカッションに比べ1人で出来ることが非常に限られてくるのでは無いかなと思いました。1人で歌えばつられる事もないですし、声質や口の形を合わせることもしなくて良いですしね!

なのでそう考えると逆に僕は初めてバンド練習の中で努力をしたのかもしれません。


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