アカペラをやっているとボイスベースとボイスパーカッションでセッションしようぜ!って話になったりします。
属に言うベッパーセッションってやつですね!そう言った時等にコード進行がわかると非常に幅が広がるなと思い最近ジャズコードについて勉強したりしていたのですがちょっと興味深いルールを見つけたのでBlog書きました。
「ウォーキングベースのルール」
1拍目=コードの根音
2拍目=なんでも良い
3拍目=なんでも良い
4拍目=次の小節の音の半音上か半音下
なるほど…。
つまりこういうことですね。
余談ですがこれは僕が個人的に愛しているⅡmーⅤと言う進行です。
本来ⅣーⅤになる場所がⅡmになっているのですが、話すと長くなるのでこれはまた今度気が向いたら書きます。
あ、なんでも良いって言っても「音楽的に説明がつく範疇ならばなんでもよい」ですね。
さて。
じゃあ実際のベースラインを見てみようじゃないか。
僕が好きなジャズスタンダードの「枯れ葉」を見てみました。
冒頭の楽譜ですね。
あら、これもCmからのF7でⅡmーⅤが使われてるんですね。それは置いておいて、1小節目から見て行きましょう。
C-G♭
F-C
B♭-E
E♭-B♭
うむ。2小節目から3小節目以外はルール通りっぽいです。
たぶん必ずしも守らなくてはいけないルールではないっぽいですね、他の曲を見ていても思いました。
じゃあなんでこんなルールがあるのか考えてみました。
たぶん他の楽器に易しいからでしょう。
4拍目を聴いて次に来るコードを予測出来る、そして1拍目で答え合わせできる、そしてそれを踏まえて4拍目を聴いて進行にのって次のコードを予測…
ほら、易しいですね。
例えば先ほどのⅡmーⅤでしたらⅤの後にⅠが来るのが普通ですが、Ⅵmと言う裏切りもできます。そう言った時に次の小節の根音の半音違いを弾くことでどっちに行くのかコミュニケーションがとれるのかな?と思いました。
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