そうなんです!実はこの曲…
めちゃくちゃドラムラインがおしゃれな曲なんです!
そしてアカペラ編曲しやすい曲と言うこともありアカペラでもカブトムシをカバーしているバンドさん、ちらほら見かけますよね!
今日はそんなアナタに向けた記事になります!
カブトムシのドラムが「理解不能なぐらいおしゃれ!」なので「おしゃれポイントを抜粋して解説」して行きたいと思います。
ちなみに例によって私のミミクソのような耳コピが信用ならない方は、楽譜を購入してみてください!
参考:http://www.at-elise.com/elise/JPDPBL00448/
なんだか「忙しい人のためのカブトムシ」みたいになってしまいましたが、今日わたしがお話したい部分を抜粋したらこうなりました。
恣意的なものではないですよ!笑
何と言っても一番のポイントはこのロールです!
ことごとくロールが登場しますよね!とってもおしゃれです。
中でもイントロのドラムが入るタイミングでのロールは痺れますよね!
更にサビの前半の作り方。
これは非常に上手いと思います。
ロールを抜いて普通に8ビートを打つことで単なる8ビートがフィルの代わりになっちゃいました。
これは至芸ですね…。
ちなみに同aikoさんのキラキラでもこのロールは大活躍していますよ!
僕はとてもロジカルな人間です。
Vox Oneのドラムにすら論理的な理由づけを行います。たとえStillerが適当に打っていたとしても、後から理由づけするとちゃんとロジックが成り立つと考えているからです。
そんな僕でもサビの後半部分のドラムは説明がつきませんでした。
一言で言うなら「ナニコレ」なのです。
特に私の動画でいうところの12小節目のハイハット。
「そこで踏む?」
の一言につきませんか?
なぜそこでハイハットを踏んだのか?
9小節目は最高音とノンダイアトニックトーンの登場があるのできっと煽っているのだと思います。
10小節目はロールを抜いてこれはピアノのフィルを聴かせているのでしょうか?
11小節目でロールが復活します。1小節に2回もクラッシュ叩いてサビの終わりに向けてまた加速します。
12小節目!!お前だ!!
なんだこのおしゃれなフィルは…。トントンとバスを踏んで、さりげなくハットまで踏んだか。
天晴れです。
もちろんドラムにも型はあります。
メロディーにハマるビート・ハマらないビートがあります。
しかし!
カブトムシのすごいところは、ここまで自由にドラムを打っていながら曲を全く邪魔していないのです。
それどころか、ボイスパーカショニスト達がおしゃれエッセンスを忘れたかのように、なんのひねりもない16ビートや8ビートで演奏してしまうほど曲に溶け込んでいるのです。
是非、アカペラでカブトムシに取り組む際は、
バンドのアレンジャーと相談して原曲コピーに挑戦してみてください!
アカペラで言う所のPaul Stillerぐらい自由なドラミングです。
ドラマーとしての表現力や引き出しが増えるだけでなく、今まで聴いたこともないような柔軟な演奏ができるため、新しいドラムの一面に出会えると思います。
YouTubeで上手い叩いてみたを見つけたので紹介します!
フットペダルもロールも上手ですね(^^)!!
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