【アカペラ】アカペラ編曲の闇。


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まえおき
参考:【アカペラ】アカペラのアレンジはフィギュアスケートのよう。

以前こんな記事を書きました。
我ながら素晴らしく良い記事だと思います。笑

今日は今迄の記事のまとめと言った形で編曲のリスクについて書きたいと思います!



編曲=フィギュアスケート

①簡単な楽譜を完璧に歌っても点数は出ない。
②かといって難しい楽譜を外し続けてもマイナス。
③そもそも難しい楽譜が芸術的じゃなければ点数は低い。

引用:【アカペラ】アカペラのアレンジはフィギュアスケートのよう。


音楽は喋らない

音楽は意図を喋りません。
喋らない音楽を如何に喋らせるか、如何にその魅力を歌の中で表現できるか、そこにかかってきます。バンドにそれが出来なければ残念ながらアレンジは失敗です。アレンジは常に成功か失敗の二択であり、そこには常に失敗のリスクが隣り合わせなのだと僕は思います。

引用:【アカペラ】編曲のリスク。


オシャレ和音が不協和音

実在する和音です。
しかしオーディションではこのハーモニーが不協和音と見なされてしまいました。原因はいくらでもあります。和音の音量バランス、前後の流れ等々。でも一番のミスは声量で魅せるバンドだったのにも関わらずこの和音使いをしてしまった自身のアレンジです。

たった一個の和音。
それも2分音符です。たかだか1秒あるか無いかのこの和音から全体のおしゃれ和音が不協和音と見なされてしまいました。悩みはしました、リードの音が6度に入るこの和音で本当に良いのかどうか。必要に応じてコードの進行を変えるべきなのではないのか。

その結果がこれです。
はじめて、一番大事なオーディションで、自身の和音使いが仇になってしまいました。編曲の重みです。メンバーになんて謝ったら良いかわかりません。自分がつくった楽譜を大事にその通りに歌ってくれたのはメンバーです。たった1個の和音が命取りになりました。

引用:【アカペラ】編曲の重み。


まとめ
バンドの楽譜がバンドの成功の舵を握っていると言っても過言ではありません。

よくバンドに楽譜を持って行くと「ありがとう」なんて言ってもらえますが本当に「ありがとう」と言うべきなのは僕の方だと思うのです。自分の楽譜を信用して自分の楽譜を歌ってもらえる。

凄いプレッシャーですけれども凄く嬉しい事です。
メンバーの事を考えながら一生懸命書いた楽譜が形になったときは物凄く嬉しいですよ!でもその裏には当然相当数のリスクもあるので、楽譜を作る時はそれらのリスクはしっかりと考えましょうね!


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