「ああ君のパーカね!グルーヴあまいね!」
うーむ。
よく耳にする言葉です。
が、僕はこの言葉が気に喰わないのです。
もちろん僕もグルーヴって言葉を多用しますが
僕はこの言葉が気に喰わないのです。
今日はそんな記事を書いてみたいと思います。
「グルーヴって感覚的なものだからさ!」
「グルーブとは?」と聴くと
明確な答えを返せない人って地味に多いのではないでしょうか?
僕は言っている本人が「グルーヴ」と言うさも便利な言葉を使いながら
その言葉の定義付けが出来ていない状況に疑問を感じるのです。
「グルーヴがない!」
と、言うフィードバックを受けても
グルーヴが何かわからなかったらこのフィードバックって
もう意味がないですよね!
「なんかグルーヴっつー大事なものが無いらしい。」
これで終わってしまいます。
これでは”文字通り”終わっています。
僕は基本的に文字に起こせない事は知らない事だと思っております。
「なんとなく」理解している状態だと物事を明確に定義することが出来ません。
出席していない大学の講義のレポート等で「断定」の表現が著しく少なく、
「だと思う」とか「と考える」とか”I think”の記述が多くなるのと同じです。
「グルーヴ」って言うカッコいい言葉をなんとなく知っていて
「グルーヴ」と言っていればそれっぽく聴こえるので
ついつい「グルーヴ」って言葉が使われがちですが、
その
「ところでグルーヴって何?」と返すと意外と明瞭な答えが返って来ないものです。
今回は「グルーヴ」を目の敵にしたような記事になってしまいましたが
これは音楽用語全般に対して言える事だと思っています。
特に!この時期です!
1年生がサークルに入って来て先輩になって
初めて音楽を教える人も多い時期です。
だからこそ“それっぽい”音楽用語に頼ろるのではなく
敢えて全部日本語で説明するぐらいの勢いで話すようにしましょう!
音楽用語はめちゃくちゃ便利ですが
使う時はお互いが確実にその用語の意味・定義を知っている時か
自分が相手に明確にその用語の意味を定義出来る事が前提だと
僕は 思 い ま す 。
あれ・・・?
ちなみにこのまま記事を閉じてしまうと書き逃げになってしまうので
昨年の6月にリクエストを受けて書いた記事へのリンクを貼っておきます。
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