皆さん!
突然ですがちゃんとオーディションに受かっていますか?
ひとえにオーディションといってもいろいろありますよね!
JAM
アカスピ
ソラマチアカスト
などなど。
受けるオーディションによって合格難度もまちまちですが、皆さんはちゃんとオーディションに受かっていますか?
あらゆるオーディションを受けて、全て落ちているときは、何かが間違っているときです。
今日は「2018年は全オーディションに落ちたぜ、クソ野郎!」って方に向けて記事を書きます。
これはスランプに陥っている中堅のグループに多いです。
細部から詰めすぎていませんか?
例えば初回の練習から「発声を統一しよう!」とか言いはじめる系のグループ。
こういったグループは演奏が小さくなりがちです。
「ミスはないけど、グッとくるポイントもない」ってことです。
まずは下手くそでもいいから大げさに歌ってみる、そしてそこから整えることが大切です。
石像を作る時も、綺麗に整った小さな石を拾うところから始めたら小さな石像しかできないですよね!
それと同じ!
荒削りでも良いので、大きな石から曲を作り始めましょう!
これは初心者に多いです。
他のバンドの楽譜をそのまーんま採譜して、表現まで完コピして歌おうとするバンド。
僕はあんまりオススメしていないです。
だって、自分たちの価値を自分たちで消しているから。
例えば、一世を風靡したこれ。
これをまんま採譜してコピーするんだったら、本家聴けば良いですよね。
なんならプロの楽譜を採譜して歌う時も同じことが言えると思うんですよ。
仮に隣のバンドが同じ歌と歌ったとして、その時、胸を張って自分たちの方が優れていると言えるのか?それはなぜか?
自分たちだからこそできる演奏を目指さないと、「このバンドである必要はないな!」と感じられてしまいますよ!
例えばこんなものがあげられます。
ステージング(表情も含む)
録音環境
録音時のエフェクト
音源の質(前後の不要な箇所の切り取りなど)
例えばmiwa。
超絶可愛いですよね。できることなら付き合いたい。
https://www.youtube.com/watch?v=PHtn3iHjCBA
でも、これが「レンズの曇ったメガネ」「無精髭」「髪の毛ボサボサ」「小学生みたいなファッション」「たぶん1ヶ月ぐらい風呂に入っていないアラサーのおっさん」だったらどうです?
そんなステージ見たいと思いますか?
可愛い女の子が、可愛い服着て、しっかりとメイクして、歌っているから歌が映えるのです!
顔面偏差値はどうしようもないけれども、最大限、着飾る努力はできますよね!
音源も同じです。今時点での実力は変わらないです。でも、録音環境を整えることで「うまく聴かせること」はできます。
自分で綺麗に録音する技術がないなら、レコーディングスタジオに入ってプロに録音してもらうのもありです!
演奏以外のところで損をしないように気を使いましょう!
実は僕はこれが一番大事だと思っています。
実際に審査員をやってみることが大事だと思うんです。
100曲とか大量の曲の中から、10曲を絞るときに審査員がどんなことを考えるか体験してみるのです。
ロジカルに絞ったり、感覚的に絞ったりして、「これは良いな!」と判断した時に「どんなことを感じたのか」「どんなことを考えたのか」整理してみるのです。
「百聞は一見にしかず!」
ならばいっそ体験しちゃいましょう!
別にプロアカペラを100曲聴いて、その中から10曲選ぶだけでも良いです!
例えば「The Real GroupとPentatonixはどちらがよりステージとして優れているか?」とか。
こんなの答えなんてないですよ!
でも、審査する以上は答えを出さなきゃいけないんです、それが仕事だから。
じゃあどんなことを考えて、どうやって答えを出しますか?
審査を体験すると、審査員の視点がわかるようになるので、オススメですぞ!
かなり古い記事ですが、オーディションに落ちすぎて、心が折れてしまった方は下記の記事を読んで見てください。
成功を引き寄せるには、成功体験が必要です。
目標は階段と同じなので、一段一段踏みしめて登って行く必要があります。一段ぐらいなら飛ばせるかもしれませんが、一気に10段飛ばしたりはできません。
一歩一歩、着実に、ですぞ!
この記事の「1.細部から詰めない」の内容に興味を持っていただいた方は、下記の記事も読んでやってください!
こっちもかなり古い記事ですが、胸を張って皆さんにオススメできる記事です!
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