【アカペラ】バンドで後輩に指示を出す時に気をつけたいこと〜締切はいつにする?〜


先輩!俺が次の楽譜作ります!

後輩「先輩!次の楽譜俺が作ります!」

先輩「お!いいよ!」

先輩(とりあえず叩き台つくってもらってフィードバックしようかな…)

先輩(叩き台なら3日あれば終わるか!じゃあ多めに見積もって…)

先輩「じゃあ1週間後ぐらいまでに頼むよ!」

後輩(1週間か…!)

後輩「了解です!」

これ実は2つほど大きな問題があるのですがお気づきでしょうか?

僕も幾度となくやらかしてしまった
コミュニケーションの失敗例です。

今日は僕と同じ過ちをおかしてしまう先輩を減らすために記事を書きます。


▼失敗① 後輩が時間をかけすぎてしまう!
あなたが「3日程度でぱっとやって欲しい!」と思って言っていても
後輩はあなたから指示された時間を目安に取り組むので
あなたが「1週間」と言えば編曲に1週間まるまるかけてしまいます。

これはどう考えても指示を出す先輩に責任があります。

そして1週間まるまるかけてしまうことで
音とりであったり暗譜であったり他にやるべきことが
終わらなくなってしまう可能性
もあります。

また3日でやって欲しかった内容に対して
1週間使ってしまうことで聴音を効率化する機会を逃してしまったり
後輩が3日で編曲すれば得られるはずだったチャンスを
奪ってしまうかもしれません。

更には「ブラッシュアップのための叩き台」のつもりで
3日と言っていたにも関わらず1週間かけてつくってくれた楽譜に
赤入れをしてブラッシュアップをすることで

後輩の1週間の頑張りの大半が手戻りになってしまうかもしれません。
早期に指摘する予定だった内容が最後の方になって手戻りになることほど辛いことは無いです。


▼失敗② 意図が正しく伝わらない!

「3日で楽譜を作ってこい!」

まあどれぐらい編曲経験があるかとか
その人の音感とか曲に対する理解度とか背景にもよりますが
予め適切な期間を伝えることで意図が伝わりやすくなります。

ベストは「○○までに○○をやってきて!」と
意図と期間を伝えられることですが

最悪適当な納期さえちゃんと伝えられれば

「初めての採譜(しかもTRY-TONE)で大変だと思うけど明日までにやってきて!」
 ⇒ そんなの無理だ!
 ⇒ なんで先輩はそんなむちゃぶりを?
 ⇒ 出来るところまでやってきてて意味か!
 ⇒ どれぐらい出来るか試されてるのかも?
 ⇒ とりあえずベストは尽くそう!
と自分でも「何故」か考えて工夫を凝らすことが出来ます。

逆にこれを以下のようにすると…
「初めての採譜(しかもTRY-TONE)で大変だと思うけど一ヶ月後までにやってきて!」
 ⇒ よーし!ひと月か!
 ⇒ コツコツ根気よく頑張るぞ!
 ⇒ 3週間で終わらせてチェックしてもらおう!
 ⇒ そしたら1ヶ月後には完璧だ!
と言う風にかなり上記で設定した締切の時とは違った思考になってきます。


まとめ

「いつまでにこれやってね!」

凄い簡単そうな指示出しですが
適切に指示を出そうと思うと
締切の設定って死ぬほど難しいです。

是非、
常に「適当な指示」を出せるように
意識してみてはいかがでしょうか?


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