答え:そんなのその人次第だ!
で、終わってしまっては面白くないので、僕なりの持論を書きます。
もちろん、最後はその人がどれだけ練習するかなので、一概に決めつけることはできませんが多くの仕事に勤しむビジネスマンが直面するであろう「学生の頃に比べて練習時間が減る前提」で書きます。
演奏は劣化して、テクニックは上達する
僕はこれにつきると思います。
実際に学生の頃に、サークルOBの演奏を巡って先輩の間でも意見が割れていて混乱したんです。
A先輩「あの人は学生の頃に比べると落ちたよ〜。」
B先輩「あの人のすごいところは社会人になってからも上達しているところだよ。」
僕「どっちやねん!」
ってな感じでした。
ただ自分がほとんど歌わなくなってから4年ぐらいたった今だからこそ客観的に分析すると「演奏は信じられないほど劣化」しました。
ただし意外にも「曲の組み立てなど頭を使う所謂テクいところは上達」しています。
ただし、それを上手にアウトプットするだけの演奏技術が残っていないのが残念なのですが。
だいたい途中でブレスが持たなくなったり、肺活量が不足したり、筋肉の衰えで思うような音色が刻めなかったり、で演奏がついてこないことが多いです。
で、実際上達してるの?
テクニックの部分が上達しているので上達はしていると思います。
自身がプレーしなくても、人生の中で音楽に触れ合っている総時間は増え続ける一方です。しかも学生時代に培った耳・頭を通して演奏を聴いているので、案外自分が思っているよりもインプットが増えているんだと思います。
ただし、成果が見えにくい上達なのも確かです。
人外の連打だったり、かっこいい音色だったり、そういうわかりやすい技術は衰えやすいです。だって学生の時に比べて、練習できるそう時間が減りやすいんですもの。それは衰えますよね。
でも、学生の頃には打っていなかったテクいフィルインだったり、学生の頃に比べて落ち着きのある良いビートを刻めるようになっていたりするのです。これは長年音楽に触れているからこそアイディアが湧きやすくなっているのでしょう。きっと。
だからこそ、人によって「あの人は上達した!」「あの人は劣化した!」と言う風に意見が割れやすいのかもしれません。
ちなみに、学生の頃の演奏技術から衰えていないアカペラマニア一定数いますよね!僕は彼らのことを心から尊敬していますし、自分もその次元まで打ち込みたいものです。
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