【就職/転職】エンジニア/コンサルタントとキャリアチェンジしてきた僕が買ってよかったと思う書籍達(厳選9冊)


僕のキャリアの紹介

これから紹介するための本が、どんな人にオススメなのか明確にしておきます。

僕は新卒で人事管理システムの新規機能を開発する舞台に配属されました。機能のデザイン・設計から、プログラミングまでを担当していました。当然、UI/UXのデザインだったり、コードの設計だったり、新卒の頃の僕はクソザコだったので、毎月上司から書籍を紹介してもらっていました。

その中で、僕が「これは買ってよかった!」と思えた本だけを紹介します。

のちに僕は、コンサルタントに職を変えました。まあ色々理由はあるのですが、変えました。コンサルタントって皆さんの想像通り、パワポやエクセルを駆使してデータをまとめたり、資料をつくったりします。想像してみてください。エンジニアが作る勉強会レベルの資料を、コンサルが出したらどうなると思いますか?

極端な言い方をすると、コンサルタントって知識や経験を売っているので、商材は無形物です。その中で、唯一、形が残るパワポやエクセルが分かりにくかったり、情報に過不足があったり、汚かったら最悪ですよね。

記事後半では、コンサルタントとして、アウトプットを出す上で、役に立った書籍を紹介します。



エンジニア編

新卒で入社して、一番最初に先輩から読まされた本でした。

会社で書かれている製品のコードは、個人が趣味で書くコードとは違います。運用保守の観点から、ベストプラクティスにそって書かれています。英文法と同じく、書き方にもお作法があるのです。

でも、学生時代、他人と何か大きなアプリケーションを作ったことのなかった僕はこのルールを知りませんでした。先人達が見つけ出した、ベストプラクティスを学ぶことは、応用を目指す上でも大事な基礎になるので、オススメです。

僕の頃はまだ第2版までしか出ていませんでしたが。

社会人になって初めてJavaという言語で開発するようになりました。つまり、言ってしまえば初めてのJavaだったのです。Java特有のお作法だったり、言語の癖だったり、便利メソッドだったりを全く知らなかったわけです。

隣の部署のベテランの方々と、毎週輪読会を開いて、読み進めていました。言語の深層を理解することで、プログラムへの理解も深まります。初学者には、かなりハードルが高い書籍ですが、僕は最初にこの苦労を買っておく価値はあると思いますよ。

さて、ここまでの2冊でだいぶコードはかけるようになったのですが、問題が発生します。

僕の開発物は・・・コードが汚い!無駄に長い!!

コードレビューをしていたマネージャーの逆鱗に触れ、この本が贈呈されました。僕の所感ですが、UNIXの開発思想を褒め称え、UNIXの開発思想に基づいてプログラミングの原理原則を優しく丁寧に教えてくれています。良いプログラムとは何か、プログラミング初学者はぜひ読んでみてください。ごめんなさい、という気持ちでいっぱいになります。笑

晴れて、自分で設計して開発した機能が出荷されました!めでたしめでたし!

では終わらなかった・・・。

僕が出荷した機能に、社内の品質保証チームからクレームが入ります。画面の見た目がわかりにくい、独自性に溢れすぎている、と。

じゃあ、操作しやすいUIってなんだと思います?分かりやすいUIってなんだと思います?僕はわからなかったので、上司からこの本を紹介してもらいました。ちなみに、この本を読んだ後に出荷した機能では、UIに関する社内指摘は0です!(ちょっとした自慢)

※α版をお披露目する際に、画面に配置するボタンに、同僚の似顔絵を使ってNG喰らったぐらいでしょうか。笑


コンサルタント編

真っ先に買った本でした。未経験でも、この本さえ読めば、それっぽい見た目のものが作れます。

僕は、それっぽい見た目、って結構大事だと思うんです。なぜならば、上司にレビューして貰う際に、見た目がゴミすぎると、一番大事な中身のフィードバックにいかないからです。お客さんと合意するのは、資料の見た目ではなく、資料の中身の話です。あくまで中身を伝えるための見た目なのですが、それっぽい見た目すら作れないと永遠に先に進めませんよね。

エンジニア特有の、デカイ文字とイラストばっかりの、パラパラ漫画のようなスライドを作っていた僕にとって、コンサルの資料のいろはを知る上で有益な本でした。

ちなみに、昔から僕のことを知る友人には、資料が圧倒的にわかりやすくなったと言ってもらえたので、大満足です。

見た目が綺麗でも、中身がゴミだったら、ゴミしか相手に伝わりません。資料ってそういうものです。

なので、中身をしっかりと作りこむために、先輩にこの本を紹介してもらまいました。

この本では、日々、私たちが無意識に行なっている「思考」というものを言語化して解説しています。考えて、ロジックを組み立てて、理論武装する際に、どう考えるべきなのか・良い考え/筋が悪い考えとはどういったものか、のイメージが湧きました。

自分の意見が通りにくい人、論破されがちな人はぜひ一度読んでみてください。笑

この本は上司に勧められました。

「お前は向こう5年以内の未来しか見えていない、もっと長いスパンで将来について考えろ!」と。

まだ読んでいる最中なのですが、テクノロジーが発達したこの世の中で、今後世界がどうなっていくのか考えるきっかけになっています。私なんかよりも、偉大な人たちが真剣に筆を進めた知の集合体なので、それを受けて自分はどう考えるのか思考をめぐさせる良い材料になっています。


まとめ・注意書き

これら全ての本が、必ずしも皆さんに合うとは限らないです。

でも、僕には合いました。あくまで、僕のオススメの書籍です。

何か読みたいけど、何を読めば良いかわからずに悩んでいる方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?


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