【アカペラ】ボイスパーカッションの熟練度が顕著に出る音量バランスの秘密!


素人とプロの違い
早速アカペラのお話から逸れてしまうのですが
皆さんはアマチュアロックバンドとプロのロックバンドの
ドラムの1番の違い
ってなんだと思いますか?

グルーヴとかそういうのはいいです。
一般の素人が聴いても顕著に分かるものです。
なんなら難しい音楽用語は一切使いません。

今日は音楽用語が一切わからなくても
ドラムの楽器の名称だけ知っていれば直に出来る
演奏の見直し方を紹介したいと思います!



同じ高さにある同じ形の音符を数えよう!
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例えばこれは最も基本的なリズムとされる8ビートです(音楽用語1回目)。
皆さんも今までどこかで1度は聴いた事がある「ドツタツドドタツ」ってリズムです。

さて!
それでは同じ形&同じ高さに書かれている音符の数を数えてください!
もしも2個目のバスドラムも四分音符(音楽用語2回目)で表記されていたら
その四分音符はハイハットと同じ長さの音符で表記してみてください。

恐らくさっきの楽譜だと

  • ハイハット(一番高いところにある×)が8個
  • スネア(その下にある●)が2個
  • バスドラム(一番下にある●)が3個

になったかと思います!

この数字を覚えておいてください。


ドラミングの音量バランス
ドラムの音量バランスは

バス
スネア
ハイハット
クラッシュ 10

の音量で打つのが一番美しいとされています。

これって難しい事考えなくてもそうなるんじゃないかなと思うのです。
先ほど数えた音符の数を見てください。
ハイハットは1小節(音楽用語3回目)で8個もありました。
それに対してスネアは2個だけです。

8個もあるものと2個しか無いもの。
演奏の中でアクセントをつけたいのはどちらですか?
真っ黒なTシャツにワンポイントでピンクの英字を入れる時に
英字は太文字で強調するでしょう。

それと同じです。
少ないものをより目立たせるように演奏する必要があるのです。
逆に8個もあるハイハットは1で演奏しなければ”うるさい”です。


音量バランス
アマチュアのバンドとプロのバンドのライブの違いって
楽器の音量バランスに現れるのではないかなと思います。
特に軽音なんかだとボーカルの声が聴こえる方が稀です。
大体のバンドはボーカルが楽器隊に埋もれています。

アカペラではリードが埋もれる事ってめったにないので
軽音と違って音量バランスの崩壊に気付きにくい分なおのこと
音量バランスには神経質になるべきだと僕は思います。

特にボイスパーカッション。
ドラムはバンドにおいて唯一複数の楽器からなるパートです。
大太鼓、小太鼓、シンバル、沢山の楽器が合わさってドラムです。
他のパートに比べてより音量バランスに神経質になるべきパートです。

是非一歩上の演奏を目指すためにも
その演奏の中でその音が登場する回数に気を使って
音量バランスを考えてみてはいかがでしょうか?


おまけ
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1曲と言うスパンで楽譜を眺めた時に
スネアより登場回数の少ないクラッシュは当然
1番大きく打つべきでしょう!


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