以前こんな記事を書いた。
楽譜をちゃんと書くのは自分がつくった楽譜を歌ってくれるメンバーに対する礼儀でもあると思うし、何より綺麗な楽譜は歌っていて歌い易いし気持ちが良いものである。
綺麗な楽譜を書く為には記譜法を守る事も大切だが、記譜の際には歌詞の振り方にまで気をつけたいものである(そもそも歌詞をふっていない楽譜は楽譜として未完成なのではないかと思う)。そこで英語の曲に歌詞をふる時に気をつけて欲しい事を何個かあげていきたい。
このスクショには4つのポイントがある。
- 単語を伸ばす時はアンダースコアを入れる事。
- 単語の間で音をまたぐ時は必ずハイフンを入れる事。
- 単語の間で音をまたぐ時は必ず音節で区切る事。
- 文末で伸ばす時はピリオド(コンマも同じ)の後にアンダースコアを入れる事。
これらは意外に知られていない。
特に音節ごとに区切られていない歌詞は非常に読みづらい。アンダースコアとハイフンの使い分けが出来ていない場合も同様に歌いづらい。この2つは最低限細心の注意を払うべきだと思う。
例えばgetは1音節だから音符をまたぐ事はない。fu-tureは2音節なので原則音符2個(1個はあっても3個はタブー)である。音節ごとに見るとtime to get the fu-ture start-ed.だからこう言う音符の構成になる。
単語の中で音を変えたい時はその単語を言い切った後にアンダースコアで伸ばすべきだ。
ちなみに文末が”?”等の場合も同じで、”?”の後にアンダースコアをつける事になる。
後は英語の文章を書く時と同じで文頭は大文字からはじめよう。楽譜によってはコーラスやベースの歌いだしのスキャットも大文字で書いている楽譜もあるのでいろいろ物色してみて欲しい。ちなみに僕はコーラスやベースは流石に字ハモでも無い限り大文字にしなくても…とは思う。
何より綺麗な楽譜で歌うと非常に気持ちがいい。
楽譜を作っていても綺麗な楽譜が出来ると凄く嬉しいのでは無いかと思う。是非楽譜を作る際には英語の表記にまで気を使って見て欲しい♪
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