久々に特定多数に向けた記事を書いております。
どうも!
僕が4年間在籍していたアカペラサークルの3年生の後輩達に読んでもらいたいなと思って書いております。全然関係ない方ごめんなさい。アカペラもサークルも全然関係の無い方にも読んでいただけたら幸いです。
さてさて。
大学を卒業して尚こんなお節介な記事を書いているわけですが、煙たがられようが、うざがられようが僕にはどうしても伝えたい事があるのです。それは僕が2年前にした後悔と同じ後悔をして欲しく無いからです。特に大学生活前半戦ひたむきにアカペラに情熱を注いで来た人ほど読んで欲しいです。
執行代最後の一大イベント。
サマーコンサートのオーディションを迎えるにあたってです。
僕とバンドを組んでいる後輩には口をすっぱくして言ってきました。
昨年も同じバンドで頑張って来た後輩にはしつこいほど言ってきました。
執行代最後のコンサートは間違いなく特別なコンサートです。
だから絶対に受かってください。
意地でも合格しに行ってください。
合格に執着してください。
自慢できた話ではありませんが、僕は大学生活4年間の大半の時間をアカペラに割いてきました。特に大学生1年生2年生の時は絵に描いたようなサークル廃人でした。かなりの数バンドも組めていましたし、歌い込んだ分だけ自分でもそこそこいけている自負もありましたし、絶対にオーディションに受かると思っていました。
1年生の夏に大好きだった先輩に言ってもらえた「つねこーも3年生の夏になったら5バンドも6バンドも出演することになるんだろうな。」って言葉が現実になる日も近いのではないかと鼻の下を伸ばしていました。
蓋を空けてみてビックリ。
僕のバンドのエントリー曲数は20曲を近くにのぼっていたにも関わらず、1次の音源審査が終わった時に通過していたのはわずか4曲。全体でエントリーしていたバンド数が51バンド。全体の20%は僕のバンドだったわけです。
1次審査が終わった後の僕のバンドは3バンド。
分母は34バンド。この段階でほとんどのバンドが落ちてしまいました。1年生の頃から歌って来た曲をエントリーしていたバンドもありました。不合格に納得がいかず無言の抵抗でYouTubeに提出音源をアップロードしまくったりもしました。それでも不合格には変わりはありません。
そしてその数週間後の2次審査の結果が出た時には僕のバンドは0になっていました。
倍率約3倍のオーディションで何故僕のバンドは軒並み落ちてしまったのか?
皆さんには僕と同じ失敗をしたく無いのです。
一言で言うなれば「おごり」がこのような結果を招いたと思っております。
1人で落ちるなら全然良いのですが同じバンドのバンドメンバーも巻き込んでの結末でした。もちろんこの事件によって執行代最後のステージに立つ機会を逃したのは僕だけではありません。同様に執行代最後のコンサートにバンドでステージに立てなかった仲間が何人も居ます。
どこか1つでも落ちる理由があれば、落ちる可能性が出てきます。
どれだけ完璧で、どれだけ皆が良かったと言ってくれて、どれだけ自分で納得の演奏が出来ていても審査員がノーと言えばその瞬間にオーディションには落ちるんです。某バンドでは「うれしくないし、たのしくないし、大好きっぽく聴こえなかった」と言う理由でオーディションに落選しました。また某バンドではたった1音の和音が原因で全体の和音が不協和音と見なされ落ちてしまいました。どれだけ納得のいかない理由でも、落ちてしまったら何を言っても負け惜しみです。与えられたフィードバックを甘んじて受け入れるしかないのです。
逆に最後に1回でもθに立ちたいと思っている方は是非立ってください。そのチャンスは十二分にあります。2年間に渡り10バンドも20バンドも活動し続けている人が落ちるんです。当然その枠で他のバンドが受かります。結局は最後まで自分とバンドを信じられるか否かです。もしも”落ち癖”のようなものがついてしまっているメンバーが居たらお互いに積極的に「合格」の言葉を口にしてください。僕が大好きな偉人の言葉に「自分を信じられない奴に努力する価値はない」と言う言葉があります。自分を信じて努力することで結果は変わります。絶対に。
綺麗ごとを抜きにして思ったままに言ってしまうと執行代最後のコンサートのオーディションに落ちると一生後悔します。
最後です。ことあるごとにその話題は出てきます。その度にその時のことを思い出してその都度悔しい想いをするのです。なんならこの時期になるだけで勝手に当時抱いていた悔しかったやるせない感情を思い出します。だからこんな風に思い出して記事を書いているのです。僕は皆にはそんな想いをして欲しく無いのです。
だから残り数週間〜1ヶ月死ぬ気で練習してください。
後悔したくなかったらオーディションのことだけ考えて生活しても良いと思います。そこまでやりこんでもダメなときはダメなんです。だからこそ絶対に後悔だけはしないように1mmでも前に進んでください。人より1秒でも長くハモるつもりで、人より少しでも大きく動くつもりで、人より少しでもリズムを安定させるつもりで、兎に角全身全霊で臨んでください。
僕は皆に引退の瞬間は笑顔で迎えて欲しいです!
そのためにも斜に構えたり、こんなもんで良いかと勝手に自分の物差しで図って妥協せずに、最後の最後まで緊張感を持って少しでも詰めてください。そしてオーディション前最後の練習が終わったら後は自身満面の笑みを浮かべてオーディション本番を楽しみ結果を待てば良いのです。
皆の笑顔と嬉しい報告待ってます。
そして。
もしも困った事、辛い事、不安な事、辞めてしまいたくなるようなことがあったら抱え込まずに連絡してきてください!僕が2年前にコンサートをやりきれたのは当時入ったばかりの1年生の皆が居たからです。どんなに辛い時でも、班の活動の中で慕ってくれたり、僕の演奏を聴いた事が無いにも関わらず弟子入り志願してくれたり、皆が暖かく接してくれたことが何より嬉しかったです。
だからもし何かに躓いてしまったときは今度は僕が恩返しするので気兼ねなく相談してくださいね!
コンタクトフォームから。笑
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※コンタクトフォームからと言うのは冗談です。どこからでも連絡してきてください。
参考:【アカペラ】音楽の悩みは結局は音楽でしか解消出来ない!
参考:スランプを受け入れる。
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