【アカペラ】完全にボイスパーカショニストの視点から選ぶバンド練でためになった練習3選


コーラス?知らねえな!
今日はちょっとテイストを変えて見ます。

独断と偏見による、自己中心的な記事を書きます。

他のメンバーのことは一切考えずに自分の為になった練習を3つ選んで見たいと思います!

バンド全体でどれだけ効果があったか、ではなく、自分1人の都合で考えた時にどれだけ自分のためになったか、で選びます。


1.テンポ60で手拍子
これは公開バンドクリニックの時に無茶振りされた練習方法でした。

講師”Who’s beatboxing?”

ぼく”Yes, I am beatboxer, oh yeah!!”

講師”じゃあ君がこれぐらいのテンポで手拍子して!!”

講師”それじゃあ他のメンバーは彼の手拍子に合わせてゆっくりと歌ってみて!”

(閑話休題)

さて、どのような結末が待っているでしょうか?

そうなんです!

テンポ60ぐらいの遅めのテンポで縦をはめる練習をする時って、絶対にリードコーラス陣は走るんですよ。

周りが全員崩壊していく中で、淡々とテンポをキープする練習になってとってもためになりました。

おそらく本来の趣旨は違うのでしょうが、パーカスだけのことを考えると、メンバー全員が文字通り終わっている中でテンポを保つ練習って滅多にできないので良い練習になりますよ!

※テンポを落として休符を始めとする縦の確認をするのはコーラスにとっても有意義な練習なので是非やってみてください。


2.移動ド
移動ドの訓練になります。

1))メンバーの一人が適当な音を出します。
2))全員がその音でユニゾンします。
3))ユニゾンしたら全音上がります(≒レの音でユニゾンします)。
4))レの音で一発でユニゾンしなかったら、即ドの音に戻ってユニゾンします。
5))レの音で一発でユニゾンしたらミの音に上がります。

これやったらパーカスのピッチ感覚がめちゃくちゃ良くなったんですよね。笑

「俺ハモらないし移動ドとかどうでもいいわ!」

ではなく、バンドの音を知る上でどれみ族の人たちとユニゾンするのはとっても有意義な練習になります。

是非ためしてみてください!

ちなみにユニゾンに不慣れなパーカスが入ると、移動ドの練習が長引くのでコーラスは迷惑そうでした。笑

※長い目でみたらメリットになるから許してね☆


3.コーラス練習の付き人
文字通りコーラスが和音合わせをしているところに参加するのです。

そこで何をするのか?

邪魔をします!

コーラスが合わせている時に、曲に合わせて好き勝手打って試行錯誤するのです。笑

コーラスにしてみれば大事な和音が聴きとりにくいだけでなく、毎回全く別物のビートを刻まれるのでとんでもなく迷惑そうですが、パーカスのことだけ考えると実際の生きた演奏に合わせて好き勝手できる貴重な検証の機会になります。

ひたすら色々ためしてボイスメモに録音して、家に持って帰ってどれが一番良いか聴き比べることで、たくさんの選択肢の中から検証できるようになりますよ!

特にコーラスは同じ数小節を重点的に合わせたりするので、「絶対にありえないパターン」をあえて合わせて見て非常識を常識に変えるための試行錯誤などもできるのでオススメです。

ちなみに副産物として「その場に居るだけでコーラス隊が苦手な場所の和音を暗記できる」と言うメリットもついてきます。笑

※せめて自分はマイクを使わないとか小声で歌うようにしましょう


最後に
3番は明らかにうざいですが、1と2はコーラスにもメリットのある練習だと思います!

パーカスはバンドに1人なので、なかなかバンド全体の時間を自分の練習に使ってもらうのは難しいかもしれませんが、どんな練習でもあなたのためにならない練習はないと思います。

是非、日々の練習に意味づけをして取り組んで見てください!

ちなみにコーラスの音合わせを邪魔してトラブルになってもmokabuu.comでは責任は負いかねます。


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