僕はアカペラを始める前にロックドラムを叩いていたのですが
当時は何も音楽について勉強せずに自分が好きな音をならしているだけで・・・。
硬いスネアが好みだった僕はめちゃくちゃ張ることで出る
カチンコチンのはりのハイピッチなスネアが大好きでした。
今では高すぎるスネアは耳障りだと思うようになったのと
スネアが一番栄えるのが「ド」から「ソ」と言う事を知った事もあり
原則しっかりと「ド」から「ソ」で打つようにしているのですが
敢えてたまにピッコロスネアのサウンドを取り入れる時があります。
なので今日はそのピッコロスネアとスネアについて書きたいと思います。
L’Arc~en~Cielのドラマーのyukihiroさんはピッコロスネアの愛用者です。
代表的な曲だと僕が大好きな「Driver’s High」と言う曲があります。
この曲をお持ちの方は是非聴いてみて欲しいのですがスネアが比較的ハイピッチです。
と言うよりL’Arc~en~Cielの曲は
全体的にスネアの音程やピッチが高めに集められている気がします。
このカンカンな固いスネアの音がL’Arc~en~Cielのロックに勢いを産み出しているのです。
だってスネアめっちゃ聴こえやすいじゃないですか？
ジャズとかでもそうなんですけど悪め立ちしないようにってピッチ抑えてしまうと逆に今度は
音源を聴いた時に「溶けてる」ではなく「埋もれて」しまって何が起こってるかわからなくなってしまうんですよ。
このピッコロのカンカンな音が気持ちいいわけであります。
この薄いやつです！
ロックドラムを演奏する際はカンカンな固い音を持っておくと曲に勢いをもたせたい時や
ビートにメリハリを出したい時にこの上なく有効です。
それ故に「無声はロックに向く」なんて言われる事が多いのかなと思います。
有声音で「ラ」を出そうと思ったら一苦労ですが無声なら強めに絞めれば出ない事も無いです。
是非スネアキツくしめるのと同じように唇をキツく絞めて高いスネアを出す練習もしておくと
曲のジャンルに合わせてピッコロスネアの音を有効に使えるんじゃないかなと思いました。
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