【アカペラ】調子に左右されない奏者を目指そう


突然ですが質問です

あなたはアカペラバンドのリードボーカルです。
大切なライブの日に風邪をひいて声が出なくなってしまいました。
ライブは地域との縁で呼んでもらった大切なライブ。

キャンセルするわけにはいきません。

そこであなたはサークルの後輩に
ゲストリードでリードを歌ってもらうことにしました。

曲は難しいジャズアレンジ・・・。
思いつく限りの候補は2人います。

①ハマれば文句無しに上手いA君
②安定して”そこそこ”のクオリティで歌えるB君

さて、あなたならAくんとBくんどちらにゲストリードを頼みますか?


コンスタントに結果を出せる人
僕は「ハマれば上手い」って言うのは
要するに「上手く無い」ってことだと思っています。

その日の調子によって0点か100点かしか出さない人に
大切な場面での代打は絶対に任せられません。

なぜならばその日が0点の日だった時の責任がとれないからです。

逆に50点しか出せない人でも
コンスタントに50点が出せる人であれば
最悪の事態でも50点が出ることがわかっているので
多少無理があっても残りの部分は自分が責任をとることで
その人に依頼することが出来ます。


日々の練習でも50点を出し続ける
何が言いたくてこの記事を書いているのか。

僕はこの「50点をコンスタントに出す」と言う行為をするためには
日々の練習でもしっかりと「常に50点で演奏する」ことを意識して
練習していなければ到底出来るようになるとは思えない
のです。

人には当然調子の良い日/悪い日があります。
その中でも「今日は調子悪いから」と片付けてしまうのではなく

今日はテンポ感が安定しないから
「音程だけはしっかりと演奏しよう」だったり
「あからさまな拍飛びだけはしないようにしよう」だったり
何かしら工夫しているとしていないとでは練習の質も変わります。

上記の例で言うと調子の悪い日に
「音程」や「拍飛び」を意識した練習をすることで
調子が悪い秀も「音程」や「拍」が安定するようになります。

そこで調子が悪い日に安定させる工夫をすることにもなるので
万が一調子が悪くても安定させる術を得ることが出来ます。

まぐれの100点ではなく実力で50点を取り続けることが出来るようになるのです。


まとめ
特にまだ何の成果もない1年生は
常に50点を取ると言うことを意識して欲しいです。

バンドを組んだりセッションに誘ってもらったりする際に
何が起こるかわからない人を誘うのにはリスクがあります。

またバンドでの演奏に限らず
サークルで何か役職を貰おうとした際に
コンスタントに一定の成果をあげることが出来る人は
信頼を得られる人になります。

※「コイツに学事への申請任せたら上手く行くか学事を怒らせてしまって喧嘩になるか2つに1つだ!」ではお話になりませんよね!

是非50点を出し続けることを意識してみてください!



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