紆余曲折あり今和声のルールや和音を1から勉強し直しております。
そんなこんなで課題も研修の申し込みもすっぽかして楽典をかじっている時にふと思いました。
pentatonixのpentatonicって何だ?
【良い子の復習】
世の中にはトニックとドミナントとサブドミナントなるものがあります。
例えば曲のキーがCだったらトニックはC、ドミナントはG、そしてサブドミナントはFになります。これを並べてみましょう。
「ドミソ・ファラド・ソシレ」並び替えると「ドレミファソラシド」になります。
これが俗にいうC Major、ハ長調の構成音になります。
トニック、ドミナント、サブドミナントは僕の相方であるベーシストの愛明くんが以前後輩にボイスベースの指導を行う際に凄くわかりやすい文章を書いてくれていたのでいずれ彼のblogに掲載されることを期待。なので割愛します。
愛明君のblog:cha1ra.com
さて。ではいったいpentatonicって何なのか?
pentaは数学用語のpentagonに見れるように5を意味する言葉です。
つまりpentatonicは5のtonicと言う意味になります。そんな5と言う数字に見られるようにpentatonicでは「4・7抜き」を行います。
「ドレミソラ」
ハ長調とイ短調のペンタトニックです。
ドレミソラはハ長調やイ単調の構成音達なので、通常のハ長調やイ短調の楽曲にこれらのペンタトニックを用いることができます。
では何故4と7が抜けたのか?
それは僕が今まで沢山の記事を書いて来た平行5度に見られる「5度」に秘密が隠されています。
5度は8度(オクターブ)の次に単純なハモりです。だから平行8度や平行5度は和声では禁則なのでしょう。
さてさて。
あんまり詳しくないところつつくとボロしか出ないので次に。その基音の倍音である5度を見て行きましょう。
Cの5度はG
Gの5度はD
Dの5度はA
Aの5度はE
はい。ココまで。ちなみに余談ですが、
Eの5度はB
Bの5度はF#
です。
5個目までに登場した音がpenta(5)のtonicなのです。
pentatonixの楽曲が本当にpentatonicで演奏されているかと言ったら、まずされていないでしょう。
ちょっと興味をもった音楽用語があったら調べてみると世界が広がったりするものです。是非皆さんもふと気になる用語があったら調べてみてください♪
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