【アカペラ】独断と偏見で僕が感じた関東と関西でのアレンジの違い!


2013年N-1グランプリは衝撃の嵐!
最近「お問い合わせページ」を一新しました!
書き方1つ変えるだけで聴き栄えってこうもかわるものなのですね!驚きです!

どうも!

お問い合わせページにも書いているように僕は元々大学でアカペラをする気がみじんもありませんでした。元々は軽音サークルでドラムを叩こうとしていたのですが1年生の夏に辞めてしまい暇をしていたところ「アカペラサークルで今度は声でドラムをやってみないか?」と友人が声をかけてくれた事がアカペラを始めたきっかけでした。

と、言う事もあり僕は学生アカペラバンドの演奏ってあんまり聴いた事がなかったんです。複数大学合同イベントに来ていた他大学のバンドや瀬○内ジャクソンさんやD○CE!!さんのように超絶有名なバンド程度なら“聴いた事が無くも無い”ぐらいの認識でした。

そんな僕が初めてちゃんと関西の学生バンドの演奏を聴いたのは2013年2月に行われたN-1グランプリの大阪決勝大会にJing-Jangと言うバンドで参加した時でした。関西のバンドさんのアレンジが僕が知っていた関東のバンドさんのアレンジとは全然違って聴こえたのです。

今日の記事は僕の独断と偏見による関東と関西のアレンジの違いを書いてみたいと思います!

※独断と偏見で書いたが故に不快に思われた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。



関東は綺麗!小技や小手先の技術が光る!

僕がこの世代のアカペラーなので2011年のJAMから3バンドさん程抜粋させていただきました。僕の中では関東のアカペラバンドさんってこんなイメージです。物凄く“丁寧”“綺麗にまとめようとする”印象が強いです。そのため関西のバンドさんに比べて音楽ルールに従った上で楽譜をオシャレに作り込もうとする印象が強いです。「凄く良い子な楽譜」です。また独自のアレンジで演奏をしたりプロの楽譜を独自の解釈で演奏しているバンドさんが少ないように感じます。ここもやはりお手本通り“綺麗”の意識が強いのかなと。

原曲を魔改造して歌っていたり、既にあるアカペラアレンジを更にアレンジしたりして歌ったりせず、綺麗にそして丁寧に歌うことに重きを置いているバンドさんが多いのが関東の印象です。


関西は勢い!兎に角馬力が凄い!

その一方で関西のバンドさんはまず楽譜の作りから違うと思うのです。

兎に角“上の方ではってハモらせる”楽譜が多いように感じました。「元気でやんちゃな楽譜」と言った印象を受けます。特に2011年にBOJに輝いたMoscow Muleさんなんかはその最たる例なのではないかなと思います。リードを見ても関西のアカペラバンドには馬力のある方が非常に多いように感じます。この“勢い”は間違いなく関東ではみることの出来ないものの1つだと思います。

またプロの楽譜1つカバーするにしても必ず独自の解釈をして独自の変更点を加えているように感じます。以前劇団ボブスレーさんの演奏を聴いた際にYou Can’t Stop The Beat(原曲Hairspray)と言う曲で衝撃を受けました。既にプロアカペラバンドのToxic Audioと言うバンドが歌っている曲であるにも関わらず、そこから更に数多のマイナーチェンジを加えていたのです。そしてそのマイナーチェンジがまたバンドにあっていて良く感動を覚えました。


優劣は無いが相互に研究することが大事
関西から帰った後僕はこれだと思いひたすら関西の学生アカペラグループの演奏をYouTubeで漁りました。関西と関東どちらが良いとかどちらが悪いとかでは無いのです。同じ学生アカペラでも“違い”があるのです。そしてそこを深めて行くと自身の気付きに変わります。気付きが産まれる事で自分の幅も広がります。

違うものが交じる時なにか新しいものが産まれるチャンスになるのです。

是非学生アカペラーの皆さんは広い視点をもってお互いの演奏を聴いてみてください!サークルによってアレンジの色だって違いますし、地域と言うもっと大きな視点でくくってもそこにはいくつもの違いがあります。

プロだけがお手本じゃないと教えてくれたのは間違いなく関西遠征による異文化交流だったように感じます。

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