【アカペラ】あなたなに勝手にハイハット消してんのよ!あなたのハイハット大丈夫ですか?


ハイハットと言う罠
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今日は少しマニアックな記事になります。
主にパーカショニストやアレンジャー向けです。

僕は元ドラマーとしてどうしても許せないことがあります。

ハイハットの省略です。

一般的にはアカペラにおいてボイスパーカッションが刻みまくることで得られるメリットってあまり多くは無いので、手数を減らしてもグルーヴを出す方が大事と言われています。事実僕もそう思います。

ただし原曲を忠実に再現している楽譜に置いては話は別です。
ベースやコーラスがアコースティックリスペクトの楽譜においてボイスパーカッションがハイハットでサボってしまうことで発生する由々しき事態を紹介したいと思います。



省略した音源
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midiの打ち込みだと上手く雰囲気を出せませんが、まあテンポの割にゆったりとしたイメージの音源になっているのではないでしょうか?

この符点4分音符を有効に使ったコーラスのラインがこのゆったり感を良い感じに演出していますよね!ちなみにベースのラインもゆったりと聴かせるラインになっているのではないかと思います。その証拠にコーラスに合わせてベースも綺麗な山を描いております。


入れた音源
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本来ならここで「ハイハットの分だけ疾走感が」と言いたいのですがmidi入力であるが故にあまり上手く出せませんでした。

ただし荒々しさや騒々しさは伝わったのでは無いかと思います。

さっきの音源に比べてどうですか?
きっと感じ方は各自違えど「感じ方に変化はあるはず」です!

つまりハイハットを消してしまうと曲のニュアンスそのものが変わってしまうのです。
いくらグルーヴが出ていても出すグルーヴが違っていたら惜しいなと僕は思います。

もちろんそれもオリジナリティなのですがだったらもっとベースやコーラスもそれに合わせて変えても良いのではないかと思います。

わざわざ他のパートが原曲リスペクトなのにボイスパーカッションだけ変える意義を一度考えた上でハイハットを減らす分には僕も納得なのですが、とりあえず・なんとなくで減らしているのであればそれは一度考え直すべきだと思います。


まとめ
実はこのサンプル音源はとある曲の一部からインスパイアされているのですがお気づきでしょうか?

そうです。
昨日の記事でも扱った「誘惑 / GLAY」のメロの部分からインスパイアされて作った楽譜です。
※符点4分のところ自分のアイディアだったらこんなに自画自賛してません。笑

下記に原曲を貼付けておくのでハイハットのあるバージョンと無いバージョンと原曲を是非聴き比べてみてください!


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