最近大学時代のサークル仲間とちょくちょく話す機会に恵まれているのですがその際にこんなことを言われました。
後輩「先輩のブログいつもよんでますよ!」
ぼく「ありがとう!」
後輩「でも僕パーカスの記事とかアレンジの記事も好きなんですけど…」
と、言われてしまったので、
ニーズがあったバンド運営に関する記事を書こうと思います。
(確かに言われてみれば沢山の方に読んでいただけた記事って軒並みバンド運営の記事だったような気もします…。)
表題のとおりです。
バンドの日程調整ですか?
オーディションの申請ですか?
メンバーとのコミュニケーションですか?
皆さん他にもいろいろと考えてくださったと思いますが、
実はこれ全部正解であって全部不正解です。
バンドのマネジメントって雑務ではありません。
バンドのマネジメントについて教えてくださいって言ってもらえることは
非常に嬉しいことなのですがここを勘違いしている方が多いなと言うのが僕の率直な感想です。
では「バンドマネジメントとは何か」と言うことについて言及したいと思います。
僕はバンドマネジメントとは
メンバーが1人でやったとき以上の力を出せる環境をメンバーに提供することだと思っております。
その結果
先ほど皆さんにお答えいただいた雑務を“することもあります”。
しないかもしれません。
メンバーの1人1人各々バンドに取り組むのも良いのですが、
メンバーにも得手不得手があります。
時にメンバーが”抜けている”こともあるでしょう。
僕の経験上アカペラバンドでは特にスケジュールとモチベーション管理が苦手なメンバーが多いように感じました。
まあそれは別に良いのです。
それを管理するのがバンドマネジメントなのですから。
バンドマネジメントとは
メンバーが自分1人でバンドに取り組んだときに出せるであろうアウトプット以上のアウトプットをメンバーから引き出すためのものです。
決してバンドのために雑用をすることではありません。
ここを勘違いしてしまうと
いつまでたってもバンドマネジメントは成功しません。
つまりですよ!!!
1〜100まで全部自分がやるのはバンドマネジメントではありません。
メンバーをしっかりと観察して
必要に応じてメンバーに任せメンバーを頼り
メンバー全員が実力以上の何かをアウトプット出来るように務めるのが
バンドマネジメントのあるべき姿です。
何も練習をしきったり練習日程を合わせたりするのがバンドマネジメントではないです。
これはアカペラバンドでなくても同じです。
良いリーダーとは皆を引っ張る存在ではありません。
良いリーダーとは皆の背中を押すことで皆の力を最大限引き出せる人のことを指します。
バンドマネジメントに取り組む皆さん。
是非視点を少し変えてみてバンドメンバーがもっているものの120%を出せる環境をつくるためには自分にはなにができるか考えてみてはいかがでしょうか?
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