【アカペラ】3世代以上でバンドを組む時に気をつけたい10のこと


3世代バンド
ぴちぴちの1年生!
荒削りながらも活躍する2年生!
経験が確かな力になった3年生!
安定と憧れの4年生!

こんな複数の代で結成されたバンドってないですか?

僕の出身サークルでは
3代で結成されたバンドを「3世代バンド」
そして4代で結成されたバンドを「4世代バンド」なんて呼んでいました。

今日はそんな「3世代」や「4世代」で結成された複数代バンドで気をつけたいことを書いてみたいと思います。


気をつけたい10のこと

  1. 後輩をたてよう!
    まずは最年長の先輩は自分が色々言いたくなる時もありますが基本的に後輩を立ててあげましょう!なぜか?複数代バンドでは後輩も先輩です!ここで後輩が先輩としての威厳を失ってしまうとサークルの運営などバンド外にも影響がでてきてしまいますよね!どうしても言いたいことがあるならば後で個人的にこっそり言えば良いのです!基本的に後輩を信頼して後輩を立ててあげることも大切です。
  2. とは言え思ったことははっきり言おう
    これは先輩後輩共通です。メンバーは全員おなじ仲間なので意見はしっかりと言い合えるようにしましょう。特に相手が間違っている時に気を使って黙っていてもそれって相手のためになりません。もしも本当に相手を大切に思うならばしっかりと相手に伝えるべきです!ただ上記したようにもしも全員の前で言う必要性が無いことであれば、後ほど個人的にこっそり言ってあげるのも大事ですよ!
  3. お互いの生活を尊重しよう!
    3代以上で組まれたバンドって運営が難しいのは言うまでもありません。何故ならば1年生と4年生では私生活が全然変わって来るからです。卒業論文や就職活動などが最たる例です。逆もまた然り。就職活動でバンドに迷惑を書けてしまっている時に自分が1年生のときに先輩に感じていた違和感を後輩にも感じさせてしまっているかも知れません。お互いがお互いの私生活に配慮し合えると思いやり溢れる素晴らしいバンドになるかと思います。
  4. 積極的にイベントを開催しよう!
    色んな代のメンバーが集まれば集まる程メンバー間の距離を埋めるのは難しくなります。そこでバンドを組んだら積極的に皆でご飯にいったり、なかなか日程が合わないのであれば練習中にメンバーの誕生日お祝いイベント等も積極的に催して行きましょう。バンドとして良いバンドにしていくうえで、まずは良いコミュニティを目指してみてはいかがでしょうか?仲が深まれば深まる程お互いに踏み入った意見も言い易くなります!
  5. 多様性を尊重しよう!
    基本的に代が上になればなるほど経験から生まれる「俺のアカペラ論」が確立してくるため頭が固くなります。アカペラ初心者ならではの貴重な後輩の意見を潰さないように注意しましょう!逆もまた然り。先輩の「俺のアカペラ論」は圧倒的な経験値から着ていることが殆どです。時に堅苦しく聴こえるかと思いますがしっかりと耳を傾けて真摯に受け止めましょう。
  6. 自分の役割は早いうちに見つけよう!
    複数代でのバンドになると自分の役割ってかなり見つけづらくなります。例えばバンドを仕切って行く上で最年長のメンバーが仕切るのと最年少のメンバーが仕切るのでは俄然最年長のメンバーが仕切った方が往々にして精神的に負担が少なくて済むものです。逆に最年少のメンバーで音楽的にバンドに貢献できそうに無いのであれば音源の録音やオーディションの申請などの雑務でバンドに貢献することだって出来ます。そうやって貢献しながら実力をつけて行って音楽でバンドに貢献出来るようになっていければ最高です。
  7. 同期とばかり話さないようにしよう!
    複数世代でバンドを組みまだメンバー同士が仲良くなりきれていない時って同じ代同士で「2:2:2」とか「1:3:2」とかで固まってしまうことって多いのではないでしょうか?勿論バンドについて言いにくいことは同期に相談してみて2人でバンドにぶっちゃけてみることとかも大事なのですが、出来るだけまだ仲良く無い時こそ、他の代のメンバーとつるむようにしてみると良いかと思います!そうでないと結局はある特定の代の人間の考え方に偏りがちになってしまいますし、バンドが「2:2:2」の状態に内部分裂してしまうリスクも高まります。
  8. 間に挟まれた代は鍵になる!
    これです。上記「自分の役割は早いうちに見つけよう!」に関連するのですが、バンドで一番立ち振る舞いが難しいのは「先輩であり後輩である代」のメンバーなのでは無いかと僕は思います。とは言え1番バンド全体を俯瞰出来るのってこのポジションの人達であるのも事実です。最年長も最年少も積極的にこの次男ポジションのメンバーを頼ってみるとよりバンドの距離が縮まるのが早くなるのでは無いかと僕は思っております。
    ※例えば「最近の1年生事情」などは4年生よりも2年生や3年生の方が良く知っているケースが多いです。
  9. 出来ない時は他を頼ろう!
    これは複数代バンドの大きなメリットの1つなのですが、メンバーの代がちぐはぐなので全員が本当に忙しくて死んじゃいそうっていう状況に陥ることが非常に少ないように感じます。例えば就職活動の時期ならば就活をしていない若いメンバーがバンドを引っ張れますし、逆に4年生になって時間割がスカスカになってきたのならば今まで後輩がやってくれていた日程管理などを変わりに4年生のメンバーが行うことだって出来ます。先輩はどんな時に後輩が忙しくなるか自身の経験から類推出来るので事前に後輩に助け舟を出せますし、後輩も先輩を見ていれば自分がどんな時に忙しくなるのか予知出来るので予めリスクの分散を図ることができるわけです。
  10. 代を気にするのはやめよう!
    ここまでしつこいぐらい「代」って言葉を使って来ましたが「代」を気にするのは辞めましょう!なぜならばバンドメンバーは共に音楽をつくって行く仲間でありそこに「代」とかってあまり関係ないからです。親しき仲にも礼儀ありかとは思いますが、先輩であることや後輩であることを意識しつぎるあまりそれがコミュニケーションの障害となってしまったら勿体ないです。あの有名な麦わらのファミリーだって皆歳はちぐはぐですよ!
    ※最初の5人だけ見るとたぶんちょうど3世代です。


まとめ
ざっと書いてみましたが10個に絞るとこんなものなのではないかなと思います!

僕は特に1番と2番に警笛を鳴らしたいです!
と、言うのも自身がとあるバンドで唯一の4年生として歌っていたからこそ思うのですが、先輩と言うポジションを意識しすぎるあまり後輩の前で後輩をしかり過ぎるあまり後輩の先輩としての尊厳を傷つけてしまうことがあります。これは本来のあるべき先輩の姿でもなければ、他人を思いやって他人を指摘するやり方でもない。相手の尊厳を傷つけてしまうのはただの悪口と一緒です。

だからといって、相手のミスを指摘しないのも違うかと思うので、もしも「ここは言わなきゃだけど皆の前でいったら…」って思った時は練習後にこっそりLINEをしてあげるとか個人的に2人の時にそっと指摘するとか何かしら工夫できるとより素晴らしい最年長メンバーになれるのでは無いかなと思います!

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