今回の記事は主にアカペラを始めて
3年以上たった方に向けた記事になります。
アカペラをはじめて
3年も経つと色々わかるようになってきます。
そこで・・・
こんなことはないですか?
しかも和音は簡単なドミソのみ・・・。
ベースも何故かオーソドックスな8分音符。
おまけに歌は意味不明・・・。
まあ批判したくなるのが常でしょう。
実際僕もこんな楽譜添削しろと言われたら
投げ返すかもしれません・・・。
が!
「そこを堪えてみようじゃないか!」
と、言うのが今日の記事です。
恐らく上記の楽譜であれば、
のようにトップは対旋律にして
のようにベースは8ビートにして等、
色々「知っているが故」の「無難」な解決策は瞬時に思いつくでしょう。
しかし逆に考えてみてください。
無難ってことは大体みんなやります。
ぶっちゃけ飽きます。
別にこれだったらあなたがやる必要ないのです。
逆に考えてみてください。
ずっと全字ハモの曲ってありますか?
たぶんあんまり無いです。
だからこそ、それで良いものを作れたら、
その瞬間にONLY ONEになれます。
人が「それは無いよね」と避けてしまうもの。
人が「これは無いね」と磨きあげる時間を割かないもの。
僕はここに価値があると思うのです。
ただし奇をてらうこととは違います。
しっかりと考え抜いて
明らかにダメなもの
を
明らかに良いもの
にするのです。
「ああ!奇想天外で面白いね!」
はただ単に、定石を外しているから目立って見えるだけで、
すぐに飽きられますし、間違えば評価されません。
所詮はギャンブルです。
考え抜いて
「これなら絶対にいけるよね!なぜなら・・・」
と、語れるまでやり込みましょう。
「常識的にそれは無い!」
って言っている時って無意識に可能性を1個潰している時です。
じゃあ僕はここで問いたいのです。
「その常識って誰がつくった常識ですか?」
17世紀のヨーロッパの音楽家?
彼らはとっくに死んでいますし、
もしその常識が現在でも生きていたらPOPSは生まれていませんよ!
※だからといって常識を学ばないのは違います!
※常識を知らなければ「絶対にいけるよね!なぜなら・・・」と考えることが出来るはずも無いです!
※型を破る前に型を学びましょう。
※新しいと思ってやっていることでも「あなたが知らないだけで既出のものだった」なんてことざらにあります。
※それだったらこんなことせずにキャッチアップした方が早いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。もしこの記事を気に入って頂けたようであればシェアをお願い致します。非常に励みになります。