【アカペラ】楽譜を書ける奏者は上手い奏者


フィードバック
音楽をやっている人と話していると

「フィードバックをください!辛口でお願いします!」

と言われることがあるかと思います。

今日は(特に)ベース/パーカスのフィードバックを求められた時に気になることを記事にしたいと思います。


まずは楽譜を書こう
僕の出身サークルでは2年生の冬から3年生の冬にかけた1年間で急激に上手くなる人が多かった気がします。

特にリズム隊は顕著だったように感じます。

事実、僕も3年生の冬にかけて一気にボイスパーカッションが楽しくなりました。

その理由の1つは

「その時期に編曲デビューをする人が多いから」

だと僕は思っています。


曲全体が俯瞰できるようになる
コードサイトを見て全音符で音を並べる作業は編曲とは呼ばないのでカウントしないでください。

しっかりと、原曲を受け止めて、必要に応じてコードやリズムを改変して、曲を組み立てて行くと「曲の全体像を俯瞰する力」がつきます。

曲全体を俯瞰する力 が身につくと奏者としての表現力があがるのです。

特に譜面がなかったり、あってもスキャットが振られていなかったりするベース・パーカスは、個人の曲全体を俯瞰する力が問われます。

※スキャットが振られている場合はその通りにうたっていればある程度は勝手に表現がつくのですが…。

曲を通じて「おいしいところ」をしっかりと聴かせられる奏者になるには、曲全体が見えていないといかんのです。


まとめ「楽譜を書こう」
そのためにも、僕は楽譜を書いてみることを強くお勧めします!

曲の全体を見渡して楽譜をつくらないと

  • フレーズごとにブツ切りになる
  • ダイナミクスにかけた演奏になる
  • 魅せどころがわからない演奏になる

などの弊害が現れます。
※もちろん演奏でカバーすることもできますが。

自分で楽譜を書いてみて、

midiを再生したり、
歌ってもらったり、
多重録音してみたりするうちに、

曲の全体像を俯瞰する能力がつき各パート単体で歌った時の表現力も爆上がりしますよ!


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