ふむふむ。
“概念にされてしまったらたまったものではない”ので記事を書こうと思います!
ちなみに「皆が歌いやすいように」と言うのは正解なのですがちょっと極論過ぎる気もします。なので今日はもう少し噛み砕いて「バンドのため」とはどういうことなのか記事を書いて行きたいと思います!
例えばアカペラとごくごく近しい合唱。
あなたは合唱をするときにどうやって歌いますか?
もっと噛み砕くと
・何を聴いて歌いますか?
・何に気をつけて歌いますか?
・誰を見て歌いますか?
10秒ぐらい妄想してみてください!
きっと多くの男性が「可愛いソプラノ女子を見て」「可愛いアルト女子の吐息を聴きながら」「指揮をする年老いた顧問を見ないように」歌うのではないかと思います。
残念ながら不正解です。
「周りの音を聴きながら」「周りとの音量バランスやハーモニーを考えて」「指揮者のふる指揮を見ながら」歌いますよね!これはアカペラでも同じです。「1つのパートあたり1人になるからその人ひとりひとりの裁量が大きくなる分、逆にひとりひとりがしっかりと他のパートや他の人の音を聴いて歌わないと崩れちゃうよね!」と言うお話です。
それでですね。
やっかいなのがこれまた指揮者が居ない事なのです。
しっかりと個々が自分でバンドが今どこに向かっているのか意識してアンテナを張っていないと個人個人が勝手に曲を表現してしまって結果として曲っていうパズルが1つの風景として完成しなくなってしまいます。自分のこだわりや流儀を持つ事も大切ですが、柔軟にそのこだわりがバンドの演奏が向かって行く表現の方向に適切なのか少し意識してみましょう!
ようするにアカペラはチームスポーツと同じです。
どれだけ上手くても1人よがりなワンマンプレーでは勝利は掴めません。また周りも1人の絶対的なエースにおんぶに抱っこでエースだけを頼っていてはバンドはいつか頭打ちになってしまいます。
しっかりと皆で1つのものを作ると言う事を念頭にまずは「バンドがどうあるべきか」考え、その上でそのためには「自分がどうあるべきか」考えるようにしましょう。この順序。間違えちゃダメです。絶対に。
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