志高いアカペラサークル1年目の後輩と話していると、
目を輝かせながらこっちが思わずわくわくしてしまうような高い目標を語ってくれる後輩が沢山居ます!
これはバスケットボール部時代も同じで
3年生の夏休みに当時1年生の後輩に朝練付き合ってくださいとお願いされたことまでありました。
僕は彼ら・彼女らを心から尊敬しておりますし
尊敬しているからこそ高い志をもつと同時に”勉強”をして欲しいなと思うのです。
なので今日はその“勉強”の部分について記事を書きたいと思います!
さてさて。
いきなりですが質問しちゃいます!
「サッカーのルールを知らない人が世界一のサッカー選手目指せますか?」
恐らくルールを知らなければ、
そもそもどんな選手が優れた選手と呼ばれる選手なのかすら分からないと思います!
別にサッカーじゃなくても良いです。
野球のルールを知らずに一流のピッチャー目指せますか?
バスケのルールを知らずにNBA選手目指せますか?
テニスのルール知らずにプロのウィンブルドン目指せますか?
音楽もアカペラも同じです。
ルールを知らなくては一流の奏者は目指せません。
っていうかそもそもどんな奏者が一流の奏者か一流の奏者を定義出来ないんです!
参考:【アカペラ】「で、どうなりたいの?」を大事にしよう!
先日こんな記事を書きました。
凄く簡単に要約すると、
明確な目標を持った上で突き進んで行かないと結局は羅針盤をもたずに大海原に飛び出るようなことになってしまい、たとえ船(あなた)の性能が世界トップクラスでも遭難しちゃうよってお話です。
ただこの“明確な目標”の”明確な”って形容詞って凄く概念的なものですよね。
だからこそしっかりと音楽のルールを知った上で具体的な・現実的な目標として落としこんで行かないとだよねと言うお話です。
「じゃあ自分にとって上手いベースって何か?」
これは僕の同期が実際に1年生の時に5つ上の先輩に突っ込まれていた質問です。
なので是非
今1年生の皆さんにも当時の彼の立場になって考えてみてもらいたい問答の1つです。
友「上手いベースになりたいです。」
先「上手いベースってどんなベース?」
友「包み込むような支えるベースです。」
先「支えるってどういうこと?」
根音
リズム楽器
スキャットの独立性
まあ色んな物が挙げられると思いますが
これらの言葉用いて(別に使わなくても良いですが)しっかりと他人にも伝わる形で「上手いベース」を定義するのって実は凄く難しいことだと僕は思います。
なので「上手い」と言う概念的な目標を抱えている皆さんは是非一度「何をもって上手いと言うのか」とか「その上手いに行き着いた結果どうなりたいのか」まで考えてみると良いんじゃないかなと思います!
少なくとも「上手い」を定義するためには音学(音楽+学ぶ)する必要がありますし、その定義を他人に伝えようと思ったらまずは自分が納得するまで「上手いベース(別に上手いコーラスでも上手いリードでもなんでも良い)」を音楽的に掘り下げ無きゃなんじゃないかなとも思いますッ!
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