【アカペラ】アカペラステージは誰のためのステージか?


僕の永遠のライバルはすごい
皆さんこんにちは。

突然ですが、皆さんには永遠のライバルっていますか?

僕はいます。
坂尻という男なのですが、彼は半端なくすごいのです。

参考:繰り返しは手抜きじゃないんです – Beginner 編曲解説 (3)

彼が執筆しているコラムになります。
なんと彼は、アカペラの編曲で、しかもイントロ部分から無限音階擬きを使ってお客さんの高揚感を煽るスパイスを入れているのです。

はんぱねーな!

と思うと同時に

うーん

と思うところがあったので記事を書きます。


アカペラーって音楽レベルが低い
角が立つ書き方をしますが、僕はアカペラサークルの自称アレンジャーの人たちって「驚くほど音楽知識が貧相」だと思っています。

どこが無限音階擬きの箇所だか、皆さんは気づきましたか?

ほとんどの方が冒頭でいきなり無限音階をオマージュしているって気づいていないのではないでしょうか?

これって味音痴が高級料理店でシェフの料理を食べて「(なんか知らないけど高級感あるし)美味しい!」って言っているようなもんだと思います。

料理を楽しむ上での舌と知識がないのと同じで、彼の編曲を楽しむ上での音楽知識も耳もないんじゃないかなと。


何が正解か?
ただ、僕は別にそれが必ずしも悪いことだとは思っていません。

だって所詮アマチュアの趣味なんですから、勉強して何でもかんでも熟知している必要はないと思うのです。

別に無限音階のオマージュに気づけなくてもアカペラって楽しめるじゃないですか?

逆に、音楽知識も耳も無い人でも楽しめるようなものが用意できなければバンドとしてはダメだなと思います。

音楽って本来ドレミも知らない人が聴いても楽しめるものじゃないですか!

なので、
音楽理論やドレミなんか知らなくても楽しめる & 音楽理論がわかるともっと楽しめる
コンテンツが用意できるバンドが最強なんだろうなと最近強く感じます。


専門家を目指す人には知識はあってほしい
ただし、サークル内でフィードバックをしたり審査をしたりする立場を目指す人には「知識」「耳」は必須だと思います。

バンドの楽譜は何を意図していて、
それに対してバンドは現状どうなっていて、
ここから何をすれば良いのか

が分からないと当然、今後のことなんてアドバイスできませんよね!

音楽理論なんて国や地域や時代ごとに腐るほどあるので、偏食せずにいろんなジャンルの音楽を聴いて、必ずしも正解は1つではないことを強く意識しながら勉強を続けることの大切さを痛感しました。


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