【アカペラ】勉強するときに”時と場合による”って言葉を使うと勉強の意味が無くなります


マネーの虎
マネーの虎という番組をご存知ですか?

虎(投資家・経営者)たちの前で事業計画のプレゼンをして投資金をもらうという番組です。

頭の良い人たちの質疑を観れるので勉強になるので私は好きです。

そんな「虎」の名言を友人がまとめていたのですが「これ音楽する人にもっと意識してほしいな」と感じた名言があったので記事を書きます。

▼友人がまとめていた名言集

マネーの虎 – 印象深い名言集


「いろんな」「例えば」を使わない
マネーの虎では「私のビジネスプランだといろんなことができます!」と言ってしまって、「色んなって何?具体性がないんだけど?」と突っ込まれていました。

これとよく似た言葉に「時と場合による」という言葉があります。

先日こんな記事を書きました。

【アカペラ】C7sus4からCの和音を使うときには何を使うべきか(C?C7?Csus?Cdim?Caug?)

「C7sus4からC系の和音に行くときは、C7にしか行けないよ」と言う定義を示した記事です。

しかし、書いたところ「それは時と場合によるんじゃない?」とツッコミを受けました。

じゃあ「その時ってどんな時か」を明文化してほしいのです。

音楽理論や流行りのコード進行を理解していないと「その時って言われても”いろんな時”としかいえない」ってなってしまうんですよね。

なんだよ、結局なんもわかってないんじゃん。

で終わってしまうわけです。


定義を明文化する
自分の考えや主張を明文化する癖をつけましょう。

もちろん趣味の範囲ではこの限りではありません。

楽しみたいだけの人に「ここまで突き詰めないと認めない」なんてことは言ってないです。

だたし、理論を追求したい人、自分の主義・主張を発表したい人、は突き詰めて考えるべきですね。

試しに和声の本でも手に取って観てください。

音楽理論が全て明文化されて定義されていますよ!

少なくとも「色んな場合があるので、こうなる時があります。」なんてアバウトな書き方はされていないでしょう。

理論を学ぶときは、しっかりと自分の中で明文化できるように落とし込みましょう。

その上で、理論に反論すると理解度も説得力も増しますよ!

①平行5度の禁則は遵守しなくても良い
②平行5度が禁則である理由は特定の声部が悪目立ちするから
③じゃあ特定の声部を目立たせたいときは使って良いじゃん
④平行5度の禁則は特定の声部を目立たせたい時には侵して良い

とかね!


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