【アカペラ】楽譜の質は楽譜のレイアウトに全て出る!


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誰でも楽譜を簡単に書ける時代
昨今の技術革新のおかげで”musescore”や”finale”などの無料ソフトを使う事で誰もが簡単に楽譜を書けるようになりました。僕が小学校の時は写譜をする時は全て手書きだったので本当に嬉しい限りです。

しかし「誰もが簡単に」となってくると1つ問題が発生します。
“低質”なものも多く生まれるようになってしまうことです。例えばwebメディアなんかがその最たる例で、誰もが簡単に自分のメディアをもてるようになったが故に”低質”なコンテンツが増え謝った情報がwebに蔓延る事態を招いてしまいました。

そんな話をしている時に僕の友人のA君が非常に良い事を言っていたので本人には無断で紹介したいと思います(一部加筆修正有り)。



A君という人物
A君は大学2年生の春から僕と一緒に歌って来たくれたバンドメンバーであり、僕が尊敬している同期の1人でもあります。

音楽を嗜む者として当たり前のことではありますが、

  • 楽譜は全てきちんとファイリングし
  • 練習の直前に1人でしっかりと譜読みをし
  • 練習中はお湯しか呑まず
  • 練習後は練習の録音を聴き次までに課題発見をしてくる

彼の音楽への向き合い方を僕は心より尊敬しております。

そんな彼とお昼を食べに行った時の話が今日の記事のメインコンテンツです。


楽譜の丁寧さに編曲の質は出る

A「お前の編曲まじ良いよな。」
僕「ありがとう!そう言ってもらえると嬉しいわ!」
A「俺もずっと合唱やってたからさ。プロと素人の楽譜は大体区別つくんだけどあれはまじでプロの楽譜かと思ったわ。」
僕「そう言ってもらえると本当に嬉しいわ。ずっと編曲悩んで来たから…。」
A「お前の楽譜綺麗だもんな。」

A「結局記譜をしっかりするとか歌詞をきちんとふるとか。そう言う細部に拘って丁寧に楽譜を作る人って編曲をする時も丁寧だから結果としてすごく良い楽譜が出来ると思うんだよね。」

僕はこの言葉を聴いた時に凄くもっともだなと思ってしまいました。割と僕が初期に作った楽譜は平気で記譜法を無視していましたし、段ごとに小節数を決めていませんでしたし、言ってしまうとすごく読みづらい楽譜になっていました。

編曲をして行く上で勿論プロの楽譜の採譜や音楽理論の勉強等もしましたが、もしかしたら一番勉強したのは楽譜作成ソフトの使い方と記譜法だったのかもしれません。


まとめ
よく「神は細部に宿る」なんて言ったりしますが楽譜も同じ事なのだと思います。

「編曲の質」ってもしかしたら楽譜をパッと見た瞬間にわかるのかもしれませんね。事実、言われてみれば僕も自分の楽譜含め、汚い楽譜で良いアレンジのアカペラ譜を見た事は無いです。


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