僕はアレンジを嗜み始めて以来この「平行5度」にずっと苦しめられてきました。
都度、備忘録として記事を書いて居たのでGoogleで「平行5度」と調べるとこんなことに。
ちなみに最近は「平行5度は絶対に守らなきゃダメ!」派に変わってきたので、ここら辺で記事を書いて見たいと思います。
参考(平行5度はどうでも良い派の頃の私):アカペラアレンジの平行5度について。
学生の頃に比べて積極的に「どれみ族なパート」をやるようになったからだと思います。
全体の和音の中で特定のパートだけずっと5度で進行していると気持ち悪くないですか?
完全5度の響って特殊なので「そこのパートだけすごく浮く」んですよね。
聞かせたいパートであるわけでもないのに浮いてしまうのはちょっといただけないです。
※ベースとテナーの5度ハモで低音をズンズン聞かせたい場合などは別ですが。
心変わりのきっかけは、聴かせたい和音の中で特定の2声の進行だけ目立ってしまって気持ち悪いから、です。
まあ、こんなありきたりな進行があったとしましょう。
これがダメな例です。
冒頭に5度が2小説続きますね!
キモいです!
僕はいつもこうしています。
僕は真っ先にコード進行を変えます。
原曲のコード進行に深い意味がない場合は、より声で魅せるのに最適だと思われる進行にしてしまった方が良いです。
特に声の場合、平行5度がクリティカルに悪目立ちすることがわかったので、それを避けることができるようなコード進行をもってきます。
またはこうします。
普通はこっちの方が多いかもしれません。
コーラスの音を変える作戦です。
ただ、メロなどで音の動きを大きくしたくない場合もあると思うので、コードの読み替えができると捗ると思って居ます。
ちなみにVox Oneなんかはわざと音を被らせて平行5度や平行8度の禁則を避けていたりします。
さすが音大の教授です…。
参考:【アカペラ】松岡さん編曲!Lovin’ Youのコードに垣間見える東洋の美しさ!
次に僕が興味をもっているのはドラムの5度についてです。
ドラム(主にスネアやバス)の打音の中に基音となる音が複数あるとキモいですよね!
ただし音が単体でなることはありえないので複数の音が同時になっているのは事実です。
その時に連続して5度の音がなり続けると気持ち悪いのか否か実験してみるのが僕の次の感心です。
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