和声を倒せ!
以前、後輩とおしゃれ和音について議論になりました。
後輩が、(どんな和音だったか忘れてしまったのですが)すごい奇抜な和音を例にあげて、和声を論破しに来たんですよね!
ちなみに、僕は和声のルールがすべてだとは思っていないので、別に和声のルールなんて破っても良いと思っています。
ただし、その時の後輩の主張に対する返答は「絶対にありえないね!それは無しだね、絶対!」でした。
一貫性を持たせよう
理由は簡単、楽譜に一貫性が無かったからです。
例えばですよ、ずっとぶつけ和音を使わずに曲が進んでいって、一番最後の和音だけ13thだったらどうですか?
音、間違っているように聴こえませんか?
4分間ずっと安定した和音を聴かされ続けてきて、最後の最後、1音だけなぜか13th。
これは100% NGですよね。
だって何がしたいかわからないじゃないですか!
何を表現したかったの?楽譜に込めた意図は何?ってなってしまいます。
13thだって使えばいいじゃない
別に13thだって使えばよいんですよ。
ただ、使いたいのならば、その前から9thとか11thとかテンションコードをふんだんに使って「そういう曲なんだぜアピール」もしておくべきですけどね。
和音に限った話じゃなく、楽譜を作るときは最初から最後まで、どんな楽譜にしたいのか・何を表現したいのか、が一貫していると聴き手に誤解されにくい良い演奏になりますよ!
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