主にJazzでよく使われる王道のコード進行です!
通常は「Ⅱm→Ⅴ7→Ⅰ or Ⅵ」と言う進行で使われます!
今日はこの王道の
Ⅱ – Ⅴ と言うコードについて記事を書きたいと思います。
アレンジを行う際に
大変効果的な進行なので
是非参考にしてみてください!
誰もが知っている超有名曲ですね!
こいつのサビがまさにⅡ−Ⅴ祭りなのです。
なんと2回もⅡ−Ⅴが出てくるのです。
ここでのミソは解決する時の音を「Ⅰ」と見なして「ⅡとⅤ」を探すことです。
ちなみに2回目の「Ⅱ−Ⅴ」を使わないとこうなります。
Bbに遷移するときの自然さが変わりますよね!
このコード進行のインパクトこそⅡ−Ⅴなのです。
※Eにmを振り忘れました。正しくはEmです。
※楽譜はあくまでイメージです。実際の演奏とは異なります。
しかしこのⅡ−Ⅴはこれだけでは終わりません。
上記のYouTubeの映像が網膜に焼き付くぐらいサビを聴いてみてください。
僕の手抜きが見えたあなたは天才です。
そうなんです。実はこの楽譜のⅡ−Ⅴはもっとオシャレなんです。
「Em7♭5 -> A7 -> Dm7」
Em7♭5の構成音・・・。
「E G Bb D」
そうなんです。
Dの音から見た時にEm7♭5ってダイアトニックコード(※)なのです。
※コードの構成音から構成されないコード
どこかJazzyな雰囲気や
オシャレな雰囲気が出るのは
こいつのおかげなのです。
逆に一瞬転調したかのように見える
ダイアトニックコードが効いた進行だからこそ
ジャズで好まれるとも言えるでしょう。
ちなみにこのダイアトニックコード。
aikoさんの楽曲で多く見られるのですが・・・
それは是非また今度の機会に!
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